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巨眼の男 西郷隆盛(一)
 
 

巨眼の男 西郷隆盛(一) [単行本]

津本 陽
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

こげな国は俺がぶち壊す――。徳川三百年に終止符を打ち、近代日本の礎を築いた男。新旧の資料から破天荒な巨人の肉声を伝え、実像を描く歴史巨篇。

内容(「BOOK」データベースより)

西郷吉之助は国を追われ、南海の孤島を転々としていた。内外の情勢に通じ、近代化に邁進した薩摩藩主、島津斉彬。心酔する主君の非業の死により失脚し、塗炭の苦しみを味わう。しかし、天下の激震はこの男を放ってはおかなかった―。新旧の資料から巨人の肉声を伝え、その実像に迫る歴史大作。

登録情報

  • 単行本: 367ページ
  • 出版社: 新潮社 (2003/12/19)
  • ISBN-10: 4103297077
  • ISBN-13: 978-4103297079
  • 発売日: 2003/12/19
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 861,801位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bass
形式:単行本
西郷隆盛に関する歴史小説が読みたくて購入しました。
ですが、手紙や資料の内容が全体的に多く、読むのに多少
辟易してしまったところがあります。
もう少し物語調でも良かったのではないかなと思いました。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫|Amazonが確認した購入
とても興味深くかつ面白く読むことができました。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
この巻では、主に西郷吉之助,大久保正助の歴史舞台への登場直前から
第一次長州征伐までの間の薩摩藩について記されている。

西郷,大久保の人生観,島津斉彬と西郷との信頼関係を中心に描いている。

西郷は、人間同士の信頼関係を重視し、
上に立つ者には、私欲を断ち、万人のために働くことを要求する純粋に情に生きる男。
大久保は、日本改革のみを重視し、汚れていても構わず、結果を重視する。
両者に共通するのは私利私欲が感じられぬこと。

薩摩藩主島津斉彬という先見の明を持った明君の早過ぎる死が、
西郷を歴史の大舞台へ押し上げる。
西郷にとっては、斉彬と共に薩摩で主従関係を続けることが幸せだったのだろう。
一方、大久保は強い突破力で自らこの好機を掴み、舞台に上がる。
だが、強い突破力は、方向を間違えば,そして私欲と結び付けば、災いとなろう。

西郷の前半生は逆境続き。
西郷の強過ぎる信念,存在感がかえって災いしている様に見える。
だが、その強い信念によって、逆境に耐え抜く。
だからこそ、周囲からの人望を生み、自らは望まぬ歴史舞台に引っ張りだされる。
そのあたりは逆境だろうがなかろうが関係なく、行動に一貫性がある。
ただし、正義感は強く、不正義に対する怒りはとても強い。

尊敬する人格者だが、凄過ぎて真似できない。
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