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好きなように生きるとは、自分の好きなことをやりながら生きるということに尽きる。しかし、世の中ままならぬもので、生きていくためには嫌なことばかり続けなければいけないというのも現実だ。
人生、前半生は自分の意にそわぬこともしなければならないかもしれないが、その前半生は、「好きに生きる」後半生のためにあるべきだというのが、著者の主張だ。
超人気タレントの生活を56歳の時にセミリタイアメントして、今や、春秋は日本、夏はカナダ、冬はオセアニアに住み、ゴルフ、つり、ジャズ、旅行、読書という多彩な趣味を堪能する生活を送っている巨泉氏の、後半生の楽しみ方指南書である。
世界6箇所に土産物屋チェーンを持ち、その才能故に、多彩な交友関係にも恵まれている彼ならではのセミリタイアメントライフは、一般の人にとっては参考にならないと思いがちだが、実は、本書で巨泉氏が、述べている人生観は、だれにでも、応用できることのようにも思う。
即ち、「好きに生きてこそ人生だ」という基本に基づいて、人生設計をするということではないだろうか。
巨泉氏は、好きに生きるための3大条件として、「健康」「よきパートナー」「財政的裏付け」を挙げている。それが、揃わないから問題なのだと、諦める前に、それをそろえるような努力をすべきだと説いている。
巨泉氏のような生活は送れなくとも、我が後半生は、自分の出来る範囲で「好きなように生きる」努力をしてみようと思う。
テレビ界のドンにまで登りつめた同氏の成功の秘訣は、人まねをせずに自分独自のものをつくるという点にあると思う。これはビジネスの世界でもいかんなく発揮されており、OKギフトというお店でも成功を収めている。
セミリタイアという考え方は、ゴミ投資家シリ-ズの主張とも重なるので合わせて読めば参考になるだろう。
セミリタイアという本書の生き方を普通の日本人サラリ-マンが真似をするのは現段階では無理であろう。同氏の場合は、お金があったこと、前の奥さんとの子供は前の奥さんがひきとり、今の奥さんとの間には子供をつくらなかったことなどが、セミリタイア成功の要因であると
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