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巨大投資銀行(下) (角川文庫)
 
 

巨大投資銀行(下) (角川文庫) [文庫]

黒木 亮
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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巨大投資銀行(下)
米投資銀行とは何か。巨額の利益を吸い上げる“金融工場”の舞台裏では何が起きているのか――。バブル経済崩壊から今日に至るまでに、米・日金融戦争の最前線で繰り広げられた攻防を描いた経済小説。国際金融マンから作家に転身したという著者ならではの取材力で、ストーリーには実在する組織や史実が巧みに織り込まれている。

主人公は、米投資銀行での出世競争を勝ち抜きながらも、ついには祖国に戻り邦銀再生に立つ桂木英一。竜神宗一は、裁定取引(アービトラージ)で巨額の利ざやを稼ぐ伝説のディーラーだ。史実と重なる企業買収劇や経済事件の顛末はもちろん、事実報道のみではうかがい知れないであろう、当事者たちの心の内をも描き出していく。


(日経ビジネス 2006/02/20 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
--このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容紹介

旧態依然とした邦銀を飛び出した桂木英一は、ウォール街の投資銀行に身を投じた。数々の案件を通じて成長する桂木の前に、「伝説の男」竜神宗一が現れる。世界金融の激変期を圧倒的なリアリティと迫力で描く。

登録情報

  • 文庫: 589ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2008/10/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4043755058
  • ISBN-13: 978-4043755059
  • 発売日: 2008/10/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 今まで断片的だった外資投資銀行やM&Aの知識、日本における大きな時事ニュース等が一本の大きな筋が通り、全ての連続した繋がりのある歴史として理解できた。
実際の史実がベースなので、作中の展開を追いながら当時の自分を振り返る作業も同時に行えた。当初思った以上の内容であったため、私にとって非常に価値のある小説となった。

 私は金融業界に身を置いたことが無いため、例えば「みずほ」はいつ・どの銀行が合併してそうなったのかといった基礎事項が瞬時に思い出せない。
そのため日経新聞に時折掲載される「大手銀行の再編表」を小さくコピーし直して、しおりにして確認しながら読んだ。
要望・改善点として、上巻巻末には金融経済用語集や、あるファイナンス取引の図解があるが、できれば「銀行再編の歴史」も付け加えてほしかった。文庫化された際は、是非お願いしたい。
(作中の「東都銀行」=「第一勧業銀行」と気付いたのは下巻に入ってからだったので)。

また、小説としての手法も心憎い。最初は意味の無かったと思えたプロローグは読み終えたあとに読み返すとなるほど、と感じてしまう。
エピローグからも、日本経済が踊り場を脱却し上昇局面を迎える今の時代(2005年−)を予感させる描写があり、非常に感慨深い。

金融業界、証券業界、会計、税務に携わる全ての方々に是非読んで頂きたい本です。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ここ二十年の日米を中心とした金融経済の流れや投資銀行業務について丁寧に記述されており「教科書」としても読める。一方、登場人物それぞれが個性豊かに描かれており「どこかにモデルがいるのでは?」と思ってしまう。小説としても面白い。エピローグ、宮沢賢治の「生徒諸君に寄せる」はいつ読んでも美しく勇気づけられる文章。黒木氏がわざわざ全文掲載した意味が何となく分かる。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ビジネスノベル(経済小説)としてもおもしろいと思いますが、バブル前後の金融市場(株式、債券、外国為替、デリバティブ等々)を実際に経験している人にはとても興味深いと思います。

ただ、金融業界の専門用語が頻発するので、巻末に用語集やスキーム図まで付いていますが、抵抗感が先に立ってスムーズに読めない方もいるのはやむを得ないでしょう。日経新聞の金融欄が抵抗なく読める位なら大丈夫かな?

3人の主人公が登場しますが、シッカリと個性が書き分けられ、キャラクターの混乱はないと思います。モデルになる実在の人物が複数いるのでしょうが、書いている作者の力量も立派だと思います。

また、この作者の特長だと思いますが、海外や国内の景色や食べ物、地元の人々がとても印象深く登場し、簡単な調査やガイドブックの請け売りではなく、作者自身の豊富な実経験に裏打ちされているように感じました。「悪役」として登場する人々もとてもリアルに書き込まれていると思います

主人公が転職直後に、慣れない海外勤務のストレスからついつい奥さんにつらく当たってしまうところなど、私自身もちょっと似たような経験があり、ずしんと重い描写でした。
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最近のカスタマーレビュー
勉強になります
グローバル金融を学ぶにはいい教材だと。
日本の金融機関のtopはこれを読んで危機感を感じて欲しい。
投稿日: 9か月前 投稿者: naokip
投資銀行という業界の雰囲気を知るには最良の本
■概略
元・投資銀行マンである著者が、複雑な投資銀行業界を半分実話に基づいて描いた作品。

■感想... 続きを読む
投稿日: 2010/5/19 投稿者: Ksnoky
巨大投資銀行ライフストーリー
同著者の「トップレフト」と合わせてレビュー。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/10 投稿者: nico.seigo
金融マンとは
上巻では3人のストーリーがほぼ均等に出てきたが、下巻では桂木メインで話は進んでいく。「そうだ!これが投資銀行のビジネスだ!」と上巻で再確認でき、モチベーションが上... 続きを読む
投稿日: 2009/2/22 投稿者: さるごりら
金融マンとは
上巻では3人のストーリーがほぼ均等に出てきたが、下巻では桂木メインで話は進んでいく。「そうだ!これが投資銀行のビジネスだ!」と上巻で再確認でき、モチベーションが上... 続きを読む
投稿日: 2009/2/22 投稿者: さるごりら
素晴らしいが・・・
素晴らしい小説でした。減点主義でしか人を見ようとしない邦銀は日本の学校と全く同じで高校教師として感じるところが多々ありました。ただ、一つだけ減点をさせてもらえば、... 続きを読む
投稿日: 2008/12/30 投稿者: 問題教師
就職活動の学生にもお勧め
ボストンで知り合った元大手自動車メーカーの経理をしていた学生もこの本を... 続きを読む
投稿日: 2007/11/23 投稿者: 機関投資家
面白い。
世紀末にモルガン、ソロモンを筆頭とする投資銀行が金融工学、裁定取引を駆使して、莫大な利益を得たことはよく知られているが、内情に関してここまで突っ込んだ作品は珍しい... 続きを読む
投稿日: 2007/6/1 投稿者: 馬曲亭
最高の経済小説
今まで読んだ経済小説の中では最高の面白さ、質の高さで驚いた。日系証券会社が外資の新しい商品を研究していくあたりや、外資系IBの日本人社員が外人と日本企業の間の板ば... 続きを読む
投稿日: 2007/5/25 投稿者: Rintaro73
投資銀行と商業銀行のリスクの取り方の違い
エコノミストとしては、作者が商業銀行(コマーシャルバンク)と投資銀行(インベストメントバンク)の違いに気づいているかどうか、やや不安。... 続きを読む
投稿日: 2006/2/8 投稿者: エコノミスト
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