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巨大投資銀行(上) (角川文庫)
 
 

巨大投資銀行(上) (角川文庫) [文庫]

黒木 亮 (著)
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商品の説明

巨大投資銀行(上)
米投資銀行とは何か。巨額の利益を吸い上げる“金融工場”の舞台裏では何が起きているのか――。バブル経済崩壊から今日に至るまでに、米・日金融戦争の最前線で繰り広げられた攻防を描いた経済小説。国際金融マンから作家に転身したという著者ならではの取材力で、ストーリーには実在する組織や史実が巧みに織り込まれている。

主人公は、米投資銀行での出世競争を勝ち抜きながらも、ついには祖国に戻り邦銀再生に立つ桂木英一。竜神宗一は、裁定取引(アービトラージ)で巨額の利ざやを稼ぐ伝説のディーラーだ。史実と重なる企業買収劇や経済事件の顛末はもちろん、事実報道のみではうかがい知れないであろう、当事者たちの心の内をも描き出していく。


(日経ビジネス 2006/02/20 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
--このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容紹介

旧態依然とした邦銀を飛び出した桂木英一は、ウォール街の投資銀行に身を投じた。数々の案件を通じて成長する桂木の前に、「伝説の男」竜神宗一が現れる。世界金融の激変期を圧倒的なリアリティと迫力で描く。

登録情報

  • 文庫: 567ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2008/10/25)
  • ISBN-10: 404375504X
  • ISBN-13: 978-4043755042
  • 発売日: 2008/10/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (37件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 外資を目指す方に最適, 2006/2/12
外資系金融機関を目指す方には最適な本だと思います。

 特に投資銀行は普通の商業銀行と違い、外部からは見えにくい分野のためこの本と読むことでM&Aやトレーデイング、損失先送商品等外資系金融機関がこの10数年高収益を上げてきた分野の業務がよく理解できます。

 1990年初めにソロモンブラザーズが裁定取引で莫大な収益をあげた手法に関しては非常に興味深く読ませていただきました。日経平均がバブル崩壊後下落して日本中が不況で苦しむ中、裁定取引で莫大な収益を上げていたソロモン。賛否両論あると思いますが、人より先にアイデアを思いつき、実行するあたりさすがだと思いました。

 外資系金融機関では、日本の生保が運用難で苦しむ中、通貨オプションで何倍にもリスクをとった日経平均リンク債を多数販売し、その後の株価下落で損失が膨らみ苦しんでくると損失先送り商品を販売して収益をあげてきました。自分で火をつけて、それで苦しむ人を何食わぬ顔をして救済してさらに収益をあげる外資のえげつない部分も伝わってきてました。

 表面的な外資系金融機関の高収入、スマートといった表面的なイメージだけでなく、裏の部分もリアルに伝わってくるためこの業界を目指す方には現実とのギャップを埋めてくれる最適な本だと思います。
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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 リアリティあふれる良作, 2005/12/9
By 海援隊 (東京都) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)    (VINEメンバー)   
黒木氏の書く金融小説はいつもリアリティにあふれ迫力があるのだが、この「巨大投資銀行」も投資銀行業務に精通する筆者だからこその作品で、面白い。桂木という邦銀から外資系の投資銀行に転職し、そして邦銀の幹部に復帰した男を主人公に、実際の金融業界のバブルを挟んで前後の歴史を辿っているのだが、綿密な史実研究があるせいか、読み応えのある、よい作品に仕上がっている。桂木の「やはり日本のために役に立ちたい」と、高給の外資系金融機関の幹部ポストを投げ打ち、バブル崩壊で危機に瀕した邦銀の復興に身を投じるというウェット感がたまらなくよい。ちょっと中だるみ気味なのが玉に瑕。
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 投資銀行を舞台にした人生模様, 2007/2/1
「巨大投資銀行」は、バブルを経て金融ビッグバンから日本経済再生へ移行する金融ドラマである。
主人公は実直な投資銀行家・桂木。日系銀行に失望して外資の投資銀行への転身を機に成功をつかむ。決して順調なビジネス人生ではない。
時代に翻弄され、組織の都合に振り回される。サラリーマンそのものだ。
山有り谷有りの桂木とは対照的に、外資の花形トレーダー竜神は華やかだ。最先端の金融工学と野性的な勘と天性の強運を駆使したビックディールを記録していく。
投資銀行家は、野生の肉食獣のように強くてしたたかだ。決して群れない。甘えもゆるされない。超一流の人間に特有の、シビアさの果ての優しさが随所に描かれる。
例えば才能の豊かさゆえに奇人とさえ呼ばれるホウズィアが、クライマックスで部下である桂木の転身を即決する場面は感動的だ。
極限状態のハードワークで成功した人々の第二の人生は、驚くほど豊かだ。すべての制約から解放され、本当にやりたいことをする。船長となったり、投資の「現場に戻る」場合もある。
多彩な人生ドラマを追体験した読者の胸には、他人の芝生を羨むよりも、自分のすべきことをしよう、という決意が生まれるに違いない。

著者のデビュー作「トップレフト」は衝撃だった。金に群がる人々は、タフでしたたかで油断がならない。しかし、こんなに刺激的でオモシロイやつらもそうそういない。
著者は、ディールの「現場」から見た景色を魅力的に紹介してくれた。愛しているのだ。この業界とここに生きる個性豊かな人たちを。
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「“リーマンショック”は予見できたか!?」の帯文に惹かれて迷わず購入しました。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: きょうパパ

5つ星のうち 5.0 投資銀行助産婦説
金融小説をここまで克明に、かつ迫力ある面白さで描ける筆力に驚いた。経験者だけあって金融商品の理解も的確で深く、一つ一つの金融事件を追った取材力も相当なもの。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: waves

5つ星のうち 5.0 これが投資銀行だ!
投資銀行の中身を忠実に表している本で、こんなにダイナミックで
面白い本は今までなかった。いつか読もうと思っていたものの最近... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: さるごりら

5つ星のうち 5.0 これが投資銀行だ!
投資銀行の中身を忠実に表している本で、こんなにダイナミックで
面白い本は今までなかった。いつか読もうと思っていたものの最近... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: さるごりら

5つ星のうち 5.0 感慨深いです
投資銀行が日本において力をつけていく1980年代後半以降に、新聞の1面を飾ったビッグディール、M&Aの裏側や、外からは窺い知れない裁定取引の内情など様々な事件が... 続きを読む
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5つ星のうち 5.0 これぞ本物の経済小説
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金融工学を駆使して稼ぎまくる外資系の竜神を中心に描かれる。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: taizo16

5つ星のうち 3.0 投資銀行がわかる、でももっと厳しいところもある
投資銀行に務めて者としては少し古いんじゃないのというのが感想である。
それとまだ甘いつまり投資銀行で働くということはもっときつい部分もあります。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: ダグラス

5つ星のうち 5.0 やっと面白い経済教説に出会えた
今まで、いろいろな経済小説を読んできましたが、こんなものなら俺だって書けるぞ〜みたいな小説しかなかったのですが、久々に面白かったです。ただ、竜神君と桂木君がいつ... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 問題教師

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