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左近の桜
 
 

左近の桜 [単行本]

長野 まゆみ
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

武蔵野にたたずむ料理屋「左近」。じつは、男同士が忍び逢う宿屋である。宿の長男で十六歳の桜蔵にはその気もないが、あやかしの者たちが現れては、交わりを求めてくる。そのたびに逃れようとする桜蔵だが…。

内容(「BOOK」データベースより)

武蔵野にたたずむ一軒家。じつは、男同士が忍び逢う宿屋である。この宿「左近」の長男で十六歳の桜蔵にはその気もないが、あやかしの者たちが現れては、交わりを求めてくる。そのたびに逃れようとする桜蔵だが…。著者のデビュー二十年を記念する新シリーズ第一作。

登録情報

  • 単行本: 260ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2008/7/24)
  • ISBN-10: 4048738275
  • ISBN-13: 978-4048738279
  • 発売日: 2008/7/24
  • 商品の寸法: 19 x 12.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 259,687位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 4.0 目眩ましを愉しむ, 2008/9/21
レビュー対象商品: 左近の桜 (単行本)
妖しい。艶かしい。匂やかで密やかで官能的な作品世界だが、
そればかりが前面に押し出されず、むしろ、十六歳の桜蔵(さくら)の
少年らしい硬さが浮き彫りにされるようだ。

男同士が忍び逢うための宿「左近」の桜蔵をめぐる12の連作短編奇譚集。
表紙装画は望月通陽氏。『こどものころにみた夢』(講談社)でも
長野さんと組んでいた望月さんの絵のたたずまいも絶妙だ。
シックで、抽象画のようだが妙にかわいらしくもある。

桜蔵をとりまく男たちの不思議さ。
義父を始めとする彼らは、クールで知的で思いきりエロティックで……。
彼らはなんとか桜蔵に、内にもつ資質を折にふれ知らしめようとするのだが、
桜蔵自身はこの世のものではない者たちに、幾度逢っても馴染まない。
するりと桜蔵に忍び寄り、いつしか現を幻と化してみせるあやかしの者たち。

くにゃりと目の前が歪み、知らぬ間に反転し、摂り込まれるような長野さん独特の世界が
この物語にもやはりある。
現実世界と異界とが自在に入り乱れるさまが引き立ち、読み手の脳裏に陰影を遺す。
異界と現の世界の滲むあわいに魅力があるのだ。
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「長野まゆみ」らしさ, 2008/8/15
レビュー対象商品: 左近の桜 (単行本)
素敵なお話でした。白昼堂々シリーズが終わって以来、「これは!」と思えるお話が少なかったように思います。最近の本はちょっと作風が変わってしまったように感じていて、ファンとしては寂しくもあったのですが、この「左近の桜」も期待せずに読んだ所…すごく面白い!こういうのを待ってました〜、とすごく嬉しい気持ちになりました。長野さんらしい物語に、久しぶりに出会えました。シリーズものということで、これからも続編が出るのかと思うとすごく楽しみです。

桜蔵という男の子が、自分では否定しながらも妖かしから逃れられない甘さや、桜蔵の周りの男達もとても魅力的で、これから桜蔵にどのように関わってくるのか、桜蔵がどんな男に成長するのかが気になります。弟の千菊も可愛らしくて、本当に登場人物の多彩さに目を見張ります。長野まゆみファンには必読の一冊になるでしょう。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 きれいな話です, 2010/12/18
レビュー対象商品: 左近の桜 (単行本)
ワンパターンだけど、長野まゆみ作品のなかではスッキリしてて
好みです。

でも、少年から好みが変わっただけで、
出て来るキャラクターがどれも似ていたり、
まあワンパターンなので

長野作品が駄目なかたには駄目でしょう。
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