初め設定を聞いた時は「何これ?サイコメトラーの二番煎じ?」と思いました(主人公は絵が上手いという点も共通しています)。90年代のジャニーズドラマ(金田一、銀狼、サイコメ、D×Dなど)のような雰囲気がまた味わえるのではないかと変な期待をしつつ視聴しましたが、思いのほか暗いトーンの内容で少々面食らいました。主人公の設定はトンデモ系なのに、どうしてこんなに生臭い内容なのか不思議で仕方ありませんでした。
それでも、毎回の事件は割と楽しませてもらいましたし、「全ての事件は繋がっている」という脚本に唸らされたこともありました。メインの山田涼介や横山祐を含め、役者たちの演技もそれほど悪くなかったです。左目の映像を頼りに、兄・夢人の犯罪計画に立ち向かう中学生・田中愛之助、という構図は子供向けと笑われても仕方のない内容かもしれませんが、土9ドラマはこれでいいんだと、私は勝手に思っています。
しかし、最終的に夢人が何をしたかったのか、という部分がぼやけたまま終わってしまったのは残念でしたね。全9話の予定だったのが8話に短縮されたという噂ですが、そうだとしてもキッチリと締めて欲しかったなぁというのが正直な所です。
視聴率はかなり不調(ひょっとしたら土9最低かもしれません)だったようです。規制だらけのこのご時世、このタイプのドラマは作りづらい上にあまり一般受けしないのかもしれませんが、日テレには今後もこういった作品を作り続けていって欲しいと個人的には思っています。