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18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
河の流れのように,
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レビュー対象商品: 左岸 (単行本)
大作です。幼少から、中年期になるまでのひとりの女性(茉梨)の生き様。そのなかで、変わってゆくもの(変わらざるを得ないもの)・全く変わらないもの。茉梨の日常、様々なものや場所、男性との出会いと別れのなかで、それが溢れ出している。 人生という大河の流れに乗って思うさま、自由に生きる茉梨は、とうとう最後まで誰にも、どこにもとどまることはなかった。 そんな孤独も、この物語は鮮やかに描き出している。それが特に良かったと思う。 こんなに分厚い長編にもかかわらず、軽やかでみずみずしい、ちょっと切なくて、とても爽やかな読後感の物語。 まるでマスカットのようなお話です。
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一人の女性の物語,
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レビュー対象商品: 左岸 (単行本)
二人の人生(の途中)を10日間かけて読みました。「右岸」を最初に読みきって「左岸」を読みながら「右岸」に戻りと。 「左岸」だけで終わる人はいないかと思いますが、もし「左岸」が物足りなかったら 「右岸」も読んでみてください。 「左岸」を読み終えた後、信じられないことなのですが泣いてしまいました。 九から茉莉へのの手紙の結び「お互い今日を乗り越えてましょう」は沁みました。 主人公たち以外の人の人生(生い立ち)も気になります。 「左岸」「右岸」の主人公以外の人の登場人物のスピンオフというか外伝も読んでみたいです。
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「右岸」と対になる物語,
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レビュー対象商品: 左岸 (単行本)
寺内茉莉と祖父江九。それぞれの50年を江國香織と辻仁成が描きます。江國さんは茉莉の物語「左岸」、辻さんは九の「右岸」。2冊読むことによってあわせて約1000ページの壮大な物語となる。 このスタイルだと、「左岸」を読んだだけでは茉莉側の視点でしか描かれておらず、 茉莉の知らないところで九に何があったのか、など九側のエピソードはほとんど描かれることなく、そこがもどかしいっ!! でも、それこそがこのスタイルの狙いであり醍醐味なんですよね・・・。 岸の両側に立っているように決して重なることのない二人の運命・・・。 茉莉の人生は男の人との関係に流されて、とんでもなく波乱万丈。 でも追い込まれても、あきらめさえしなければ道は開ける。 女の人生って出会った男性によってかわるもので、茉莉はまさにそんなかんじだけど、 でも彼女は自分を持ち、たくましくまっすぐ前を見て生きている。 年齢を重ねるごとにどんどん素敵になる彼女の生き方は同じ女として感じるものも大きいです。 「生活のすべてが、茉莉には証明だった」という一文にズキンときました。 はやいとこ「右岸」も読んで、さらに「左岸」への理解も深めたいです。
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