パワードールなど当時、機械物を発表していた工画堂がファンタジーに挑戦した作品。
CGや音楽の美しさ、魅力的なキャラクター達、壮大なストーリー。
実に良質なゲームです。
が、幾つか難点が。ゲームバランスが悪く、コツを掴めないと簡単に全滅する事も。
また、魅力的なキャラクターが多すぎて(全員主役級の格好良さ!)ストーリーの掘り下げが不十分な点。
これについては、エニックス(当時)から発刊されたシークエンス・パラディウムの小説
「光の聖女 騎士の王」 「魂の聖女 調和の王」で補完する事が出来ます。
2,3と出ましたが、工画堂には是非1をリニューアル、完全版として出して頂きたい。
上記「ゲームバランスが悪い」というのをちょっと訂正。
この直ぐに全滅するようなゲームバランスは、シークエンス・パラディウムの世界観を
表現した絶妙なゲームバランスだと久々にプレイして感じました。
人類の懲罰を目的とした神々の戦争に、絶望的な抵抗を試みる人類というところでしょうか。
広域魔法の多様など、プレイが大味に感じる時もありますが、それもまたさらに大地や精霊に
罪を犯す人類(主人公達)の苦悩ということで。 (平成21年5月13日)