前作
シブすぎ技術に男泣き!が取材に基づいたノンフィクションであったため、本作のように実体験を元にしているとはいえフィクションとなっている点でより肩の力を抜いて単純に楽しめる
物語としては正直稚拙(失礼ながら!)と感じてしまうが、その拙い物語性以上に面白かったと思わせてくれたので高評価とさせていただいた
登場人物としては南部さんがいい味出している
まったく以て奇抜でもなんでもないキャラクターなのだが、ものづくりのベテランとしてまさしくいぶし銀といったところか
歳を重ねたことで衰えを自ら感じるところが何ともいえない悲哀を漂わせて本作屈指の場面だろう
その反面、ラストは面白いのだが唐突すぎてぶち壊してしまった感は否めない
テーマが地味なのだから、無理矢理クライマックスをつけたい気持ちはわからないでもないが、ちょっとやり過ぎたかなと私は思った
ただラストを差し引いても廉価だし何より前作よりも泣き笑いを感じた
買って損はないと思うので、是非一読を!