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また元高校教師の浚介は自然と接すること、人と接することを通して精神的にも強くなっていく様が見えるようだ。謎めいた大野と山賀葉子、自分の命をかえりみず子どものためを思って行動して危険にさらされた児童相談センターの氷崎游子の行方、馬見原の妻、佐和子の安否も気になる。そして事件の真相にも馬見原はちゃくちゃくと近づいているように思えるが次巻の最終巻にいよいよ明かされるか・・。登場人物たちの心の痛みがそれぞれ具体的で引き込まれる内容だ。生身の人間の生理やつらさ、大人の男女、男児、女児か思春期の人たち、それぞれの人たちの心の痛み、世界、社会の生きにくさが迫ってくる内容だが、せめて全てでなくてもつらい思いをした人たちにとって報われる結果が待っていることを望んでしまう。
次巻が最終巻、一体、どんな結末になるのか・・楽しみです。
この本の登場人物は、それぞれ深い悩みを抱えています。家族の問題で、まったく悩みを抱えない人などいるのでしょうか。だから、誰もが重く受け止められる内容の本になっています。
そして、「世界の暴力の加害者にどうしてもなってしまうから生きていたくない」という若者の言葉、「理想の家族とは無私の愛にあふれた家族だ」という言葉、「人はいつも目に見えないものにおびえているのだ」という言葉…登場人物たちの一つ一つの言葉が、私の心に重くのしかかりました。
最終巻のタイトルは『まだ遠い光』遠くても、光が見えるのならいいのだけれど。。。この世界も。
この作品は、以前、刊行された「家族狩り」の構想をもとに、書き直されたものである。
家族狩りとは、いったいなんであろうかと思いながら、
今まで刊行された3冊を読んできたが、
この第4部で、少しずつ、その全貌が明かされつつあります。
そして、今まで、向き合うことがなかった人たちが、
何かと正面から向き合おうとしています。
家族狩り・・・
その言葉に秘められた意味が解き明かされるのも
もう間近となってきました。
一ヶ月、待てるだろうか・・・
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