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巡礼者たち―家族狩り〈第4部〉 (新潮文庫)
 
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巡礼者たち―家族狩り〈第4部〉 (新潮文庫) [文庫]

天童 荒太
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

孤立無援で事件を追う馬見原は、四国に向かった。捜査のために休暇を取ったのだ。彼はそこで痛ましい事実に辿りつく。夫に同行した佐和子は、巡礼を続ける者の姿に心を大きく動かされていた。一方、東京では、玲子のことを心配する游子と、逃避行を続ける駒田の間に、新たな緊張が走っていた。さまざまな鎖から身を解き放ち、自らの手に人生を取り戻そうとする人びと。緊迫の第四部。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

天童 荒太
1960(昭和35)年、愛媛県生れ。’86年、「白の家族」で野性時代新人文学賞を受賞。映画の原作、脚本を手がけたのち、’93(平成5)年、『孤独の歌声』が日本推理サスペンス大賞優秀作となる。’96年、『家族狩り』で山本周五郎賞を受賞。2000年、『永遠の仔』で日本推理作家協会賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 364ページ
  • 出版社: 新潮社 (2004/04)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101457158
  • ISBN-13: 978-4101457154
  • 発売日: 2004/04
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
 解決したと思われる事件の真相を追う馬見原、妻の佐和子のやりとりがずっと、ちぐはぐだった気がしていたけど、この巻で佐和子の精神的な弱さだけでなくやさしさ、愛情を感じた。佐和子は深みのある人物だ。ゆえに精神を病むことがあったのかとも思う。

 また元高校教師の浚介は自然と接すること、人と接することを通して精神的にも強くなっていく様が見えるようだ。謎めいた大野と山賀葉子、自分の命をかえりみず子どものためを思って行動して危険にさらされた児童相談センターの氷崎游子の行方、馬見原の妻、佐和子の安否も気になる。そして事件の真相にも馬見原はちゃくちゃくと近づいているように思えるが次巻の最終巻にいよいよ明かされるか・・。登場人物たちの心の痛みがそれぞれ具体的で引き込まれる内容だ。生身の人間の生理やつらさ、大人の男女、男児、女児か思春期の人たち、それぞれの人たちの心の痛み、世界、社会の生きにくさが迫ってくる内容だが、せめて全てでなくてもつらい思いをした人たちにとって報われる結果が待っていることを望んでしまう。

 次巻が最終巻、一体、どんな結末になるのか・・楽しみです。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By maimai
形式:文庫
筆者の「世界に、そして日本に悲しみがあふれている今、届けるべき物語とは何か、考え抜いた結実です」という言葉に惹かれて、この本を手に取りました。
最終巻発刊まであと半月あまりです。

この本の登場人物は、それぞれ深い悩みを抱えています。家族の問題で、まったく悩みを抱えない人などいるのでしょうか。だから、誰もが重く受け止められる内容の本になっています。

そして、「世界の暴力の加害者にどうしてもなってしまうから生きていたくない」という若者の言葉、「理想の家族とは無私の愛にあふれた家族だ」という言葉、「人はいつも目に見えないものにおびえているのだ」という言葉…登場人物たちの一つ一つの言葉が、私の心に重くのしかかりました。

最終巻のタイトルは『まだ遠い光』遠くても、光が見えるのならいいのだけれど。。。この世界も。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
家族とは、それぞれがいろんな想いを抱いて生活している。
それが、希望や楽しさであったり、
不安や抑えきれないものであったり、
非難やわずらわしさであったりと。
けれど、どれからも逃げ切れるものではない。
正面から、向き合い、受け入れていくものである。

この作品は、以前、刊行された「家族狩り」の構想をもとに、書き直されたものである。

家族狩りとは、いったいなんであろうかと思いながら、
今まで刊行された3冊を読んできたが、
この第4部で、少しずつ、その全貌が明かされつつあります。
そして、今まで、向き合うことがなかった人たちが、
何かと正面から向き合おうとしています。

家族狩り・・・
その言葉に秘められた意味が解き明かされるのも
もう間近となってきました。

一ヶ月、待てるだろうか・・・

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最近のカスタマーレビュー
第5部で終わってしまうのが、もったいない
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投稿日: 15か月前 投稿者: やるせな医
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点が、線になる。

止まりません!!... 続きを読む
投稿日: 2007/12/26 投稿者: teeakira
視点が
 ばらけるのだが、まぁ、どの視点でもたいてい面白く読めるのだが、馬見原の視点だけはちょっといただけない、と思う。... 続きを読む
投稿日: 2005/10/1 投稿者: するめいか
だんだん面白くなってきます
物語の進むペースがはやくなってきた気がした第4部。... 続きを読む
投稿日: 2005/4/5 投稿者: 夢追い虫
加速的に進む物語に期待が高まります。
... 続きを読む
投稿日: 2005/2/20 投稿者: tkselement
犯人の動機が徐々に明らかになる
本作品は、95年に発刊された「家族狩り」を全面的に改訂した新作である(家族狩りの文章を1行も使っていない!)。... 続きを読む
投稿日: 2004/7/8 投稿者: ナツナオ
おぉ~!
4巻になって急に展開が早くなった気がします。... 続きを読む
投稿日: 2004/6/15 投稿者: まっちゃ32
波乱の巻
 登場人物たちが暴走し始めた。物語が大きくうねっていく。最後の事件は、どんな形で描かれるのだろう。そこには誰がいるのだろう。どんな光が見えるのだろう。... 続きを読む
投稿日: 2004/5/16 投稿者: くわもちじんぺい
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