復帰後直ぐに出た月刊シリーズは、まぁリハビリと考えてスルーでいいとして川村ゆきえにとって今作と同時にリリースされた「ゆっき〜タイフーン」の2部作が事実上のIV完全復帰作かと思われる。で、その内容に注目が集まった訳だが、両作ともぬこちらの想像を超える出来栄えでこれは嬉しい誤算だった。
両作に共通しているのは、川村ゆきえが諸事情重なり表舞台から消えた期間にIV業界で取り入れられた描写の数々を殆どを川村ゆきえもやってみたと言う点だ。今や王道のシーンとなった水着による自動車の洗車シーン、シャワールームでのガラスに密着しながらのポージング、ベッドの上で自らスキンクリームをカメラ目線で塗りたくったり、恋人視線で前屈みになり胸を強調したり、アイスを“疑似的”に舐めたり、とにかくIVの王道的な演出を軽くでなく、それぞれをやりきっているのが素晴らしい。
で2部作の内、どちらを薦めたいかと言えば迷わずにこちらを選びたい。今作の方が「タイフーン」よりも、接写シーンが多いと言うのと、何と言ってもバスタブでの“ある疑似シーン”があるからだ。今やNHKの朝ドラにも出ている彼女が、今後IVの中でこの様なシーンを演じる事はないだろうと思われる貴重なシーンであり、このシーンだけを見る為だけに今作を購入しても損はないかと。今作は彼女の本格的なIV世界の最前線への復帰作であると同時に彼女の現時点での最高傑作ではないかなと思う。