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川の底からこんにちは [DVD]
 
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川の底からこんにちは [DVD]

満島ひかり, 遠藤雅, 石井裕也 DVD
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (42件のカスタマーレビュー)
参考価格: ¥ 3,990
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登録情報

  • 出演: 満島ひかり, 遠藤雅, 相原綺羅, 志賀廣太郎, 岩松了
  • 監督: 石井裕也
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 紀伊國屋書店
  • DVD発売日: 2011/02/26
  • 時間: 112 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (42件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B004F9PRSM
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 14,585位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

上京5年。人生も腸もどん詰まり。夢も希望も見つからないけど、…もうがんばるしかない!
●がんばる元気をくれる傑作人間コメディ!
上京して5年、仕事は5つ目、彼氏は5人目。妥協と惰性で毎日を送る佐和子に、父親が病に倒れ余命わずかとの報せが入った。ひとり娘の佐和子は実家の“しじみ工場”を継ぐため、5年ぶりに故郷の水辺の町に帰るが、くせ者のオバちゃん揃いの工場は倒産寸前、火の車。追い込まれた佐和子は、オバちゃんたちのパワーを借りて、初めて人生に立ち向かう。

●いま大注目の石井裕也監督×満島ひかり主演作!!
ダメダメだけど愛すべき人々を、独特のユーモアと世相を交えて描き出した本作の監督・脚本を手がけたのは、国内外から高い評価を受ける若き本格派・石井裕也監督。ヒロイン・佐和子には、いま日本でもっとも熱い注目を受ける実力派若手女優・満島ひかり。本作での等身大ながら深い感動を残す演技で、『愛のむきだし』(09)に続きモントリオール・ファンタジア映画祭で最優秀女優賞を2年連続受賞ほか、数々の賞を受けている。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

『愛のむきだし』の満島ひかり主演、逆境に立ち向かう人々の姿を独特のユーモアを交えて描いた人生応援ムービー。ダラダラと“妥協”した日常を送っていた派遣OLの佐和子は、ある日突然、病に倒れた父親の代わりに実家のしじみ工場を継ぐことに…。


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39 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人生讃歌, 2010/12/8
By 
一色町民 (愛知) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)    (VINEメンバー)    (殿堂入りレビュアー)   
レビュー対象商品: 川の底からこんにちは [DVD] (DVD)
いやぁ、面白かったです!! 正直滑り出しの感じはちょっとどうなのとも思っていたけれど、だんだん面白くなって、特に東京から故郷に帰ってからは、脱力系笑いも含め怒涛の面白さ。なんか久々に、人生讃歌な映画を観たなぁ、って感じです。(笑)

満島ひかり。彼女をはじめて見た「愛のむきだし」の時から、もの凄いインパクトだったけれど、本作でまさに、ひとつの役を生きた彼女を見た感じ。最新作「悪人」でも殺されてしまう自己チュウ女を見事に演じきっています。

「私はどうせ中の下ですから」それまでしょうがない、しょうがないと諦めていた彼女が、「頑張らなきゃ、しょうがない」という“しょうがない”に切り替わった時の、あの心からの叫びには、まさにド迫力があった。
「開き直り」が「ヤケクソの努力」につながるコペルニクス的転回は、もはや「悟り」といっていいかも。(笑) 女がホンキになると、どんな偉大な詩人より人生を語り、ド迫力の女には、どんなにヒネたおばさん連中だってついて行くのだ。なんちゃって。(笑)

佐和子が、彼氏の連れ子の加代子(演じる子役が上手いし、変に可愛くないのがイイ)ちゃんの目線になろうとして、不自然な赤ちゃん言葉なんか使ってたのもメンドくさくなって、女同士として接し始めた時から、同志に変わります。佐和子が「どうせあんたもそれほどでもない人間なんだから」とズバッと言い放つ。「だから、頑張らなきゃしょうがないのよ」と。しかしこれって、誰一人知った人がいないという状況は、子供の方が明らかに、大人の百倍ぐらい大変なんだよね。でも、この時点で佐和子をすっかり信頼している加代子ちゃんが「判った!」と返事して保育園に飛び出していくのが、泣かせる。
ラストの佐和子の決断はやっぱりカッコ良かった。でも、この時点で彼のこと、まだ本当に好きじゃないってあたりが切ないけど。(苦笑)

この27歳の監督、短篇を始めとして数々の実績や評価を受けている人だととのことですが、実質的商業映画は本作が初。脚本も自身で書いているようです。テンポの良いセリフの応酬が繰り返される長まわしのカットは緊張感に満ち溢れ、最後まで飽きさせずに楽しませてくれた。
また、佐和子が作る木村水産の社歌は、作詞は監督自身によるものです。映画を観終わっても、しばらくこの歌が頭から離れません。脱力の中にもヤケクソ魂が詰まった強烈なもの。私は拍手喝采でしたよ。(笑) 
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30 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 なぜ一部の映画館でしかやらなかったのか?, 2010/12/26
By 
ばん "ぼん" (北九州市小倉北区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 川の底からこんにちは [DVD] (DVD)
満島ひかりにとって「愛のむき出し」以上に彼女らしい映画かもしれない。
すべての言葉、呼吸までも彼女にしかできないという感じさえしてくる。

そして、もう一人すごかったのが子役の相原綺羅。
本当に「可愛すぎない」子役だった。こういう役者、大好きだ。

ほかの出演者も、うまくはなくても、精いっぱいの演技で花を添えている。
岩松了も相変わらず、いいなあ。
おばちゃんたちのパワーもすごかった。
着替えのシーンはあまり見たくなかったけど。

満島ひかりは着実にうまくなっている。
このような作品に出ることで、メジャー作品以上のものを得ている。
このペースで歩いて欲しい。

満島と石井裕也監督、
かなり気合入ってるなと思ったら、そういうことだったんですね。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 監督の感性…, 2011/10/26
レビュー対象商品: 川の底からこんにちは [DVD] (DVD)
主人公はダメなOL。
常に「自分は中の下」とか「しょうがないから頑張る」とか言ってるような、とにかくダメな奴。
もはやネガティブですらない、ただ無気力なだけの人間。

ある時、実家の「しじみ工場」の社長(父親)がもう長くはないことを知らされ、成り行きから後を継ぐことになります。
「しょうがない」からとりあえず。

そしてその主人公が、従業員のおばちゃん達にいびられながらも、次第に奮闘し、やがて成長していくというストーリー。
いたってシンプルなんです。

ただ、この映画、とってもユーモアに満ちているんです。
石井裕也という監督のユニークな感性に包まれているんです。

例えば。

この映画にはとびきりの美人も美男も出てきません。
みんな「中の下」みたいな人ばかりです。
たぶんそれが「普通」だからです。
ただ、ここに登場する人達には「覚悟」があるんです。
自分が「中の下」であることをちゃんと知ってて、それを受け入れて、腹くくって一生懸命生きてこうとするんです。
いきなりみんなで「社歌」なんかを歌い出したりして、その様はとても滑稽に描かれてはいるんですが、
「ごちゃごちゃ言ってたってしょうがないじゃん。とにかく頑張ろうよ」
というスタンスが、何だか格好良くもあり、また勇ましくもあるんです。
その姿はさながら「しじみ」のように、川底に這いつくばって必死に生きてるようです。
だけどそれが美しいんです。
必死だけどとても軽やかで清々しく、
そして愛おしいんです。

例えば。
こんなシーンがあります。

ストーリー前半、主人公は「腸内洗浄」へ行きます。「どん詰まり」な人生を象徴するかのようなシーンです。
それから、実家の便所がいわゆる「旧式」のやつで、主人公が汲み取って畑に肥料として撒くシーン。
しかもそれで花が咲くっていう… ラストへの予兆としてのこういうユーモア、なんだか好です。
あと、泥や小石を落とすために「しじみ」が工場のラインで「洗浄」され、そして出荷されていくシーン。
これなんかも主人公とすごく重なります。
心の底に溜まった澱のようなものが体内から浄化されていく様が、とてもシンボリックに描かれているんです。

まぁこういうピックアップの仕方をすると何が何だか分からないかもしれませんが、
とにかくこの映画は、こういう監督のユニークな感性に満ちあふれているんです。
それがお洒落過ぎてなくて、何て言うか、すごく庶民的で良いんです。
なんだかみんな「しじみ」みたいで。

だから是非、登場人物たちの「しじみっぷり」を観てほしいです。

今日からは、「川の底からこんにちは」って感じで、「しじみ」になったつもりで生きてみよう。
映画見終わったらなんだかそんな気分でした。
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