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川で実践する福祉・医療・教育
 
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川で実践する福祉・医療・教育 [単行本]

川での福祉医療と教育研究会 , 石川 治江 , 小松 寛治 , 吉川 勝秀 , 大野 重男
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

川との関係を取り戻し、遊び、学び、生き返ろう。あらゆる教材が揃っている川、癒しと再生の力を与えてくれる川での活動が盛り上がっている。これからは、子ども、高齢者、障害者等、すべての市民と行政・河川技術者が連携する時代だ。川での医療・福祉・教育活動の考え方と実践例、それらを総合した川づくりを全国から報告。

内容(「BOOK」データベースより)

川との関係を取り戻し、遊び、学び、生き返る。あらゆる教材が揃っている川、癒しと再生の力を与えてくれる川でのさまざまな活動を市民・専門家・行政の当事者が報告する。

内容(「MARC」データベースより)

川との関係を取り戻し、遊び、学び、生き返る。あらゆる教材が揃っている川、癒しと再生の力を与えてくれる川でのさまざまな活動を、市民・専門家・行政の当事者が報告する。

著者について

石川治江
NPO法人ケア・センターやわらぎ代表理事、社会福祉法人にんじんの会理事長、立教大学非常勤講師。著書に『介護はプロに、家族は愛を』(ユーリング)など。やわらぎは24時間365日の在宅介護サービスに取り組む。ISO9001取得。

小松寛治
本荘第一病院院長。病気に対する川の癒し効果に関心を持ち長年活動を続けている。全日本病院協会常任理事、日本臨床内科医会理事、日本内視鏡外科学会、日本腹部救急学会特別会員、また、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本糖尿病学会各々の指導医など。

小松かずゆ
本荘第一病院専務理事、企画室室長。本荘第一病院癒しの川活動委員会代表。1996年、「子吉川連携交流会」を開催、分科会で全国で初めて「癒しの川」をテーマに取り上げ、以後子吉川での癒しの川活動に取り組む。1988年本荘第一病院を小松寛治と共に創立。

川村公一
国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所調査第一課長。河川・ダム・砂防・地すべり・海岸などの事業に携わる。現在、子吉川の河川事業を担当。主な著書に『環境論ノート』(1995)、『物部長穂』(1996)、『癒しの川』(2003、共著)など(いずれも無明舎出版)。

大信田康統
1997年、もりおか障害者自立支援プラザ所長就任。障害者の社会参加活動に関する街のユニバーサル調査や、障害を持つ人、持たない人との交流イベント等の企画実施に取り組む。高橋文彦著『大信田康統は今日もせっせと生きている』(能谷印刷)が発刊されている。

吉川勝秀
リバーフロント整備センター技術普及部長、慶応大学大学院政策・メディア研究科教授。著書に『市民工学としてのユニバーサルデザイン』(編著、理工図書)、『水辺の元気づくり』(編著、理工図書)、『人・川・大地と環境』(技報堂)など。

荒関岩雄
恵庭市建設部市街地整備室室長。市職員の傍ら1993年に全国水環境交流会in北海道の発足に参画し、現在、千歳川流域連携懇談会の仕掛けや川での福祉と教育活動など、数々の社会実験を手掛ける。

寺内康夫
恵庭市建設部市街地整備室主幹。1995年阪神大震災のおり、行政ボランティアとして東灘区で活動。その後、市の「防災計画地震対策編」を作成し非常備蓄を進める。2002年「交通バリアフリー基本構想」作成に参画、現在まちづくり担当。

大野重男
(財)ハーモニィセンター理事長、川に学ぶ体験活動協議会(RAC)代表理事。元社団法人中央青少年団体連絡協議会会長、元文部省生涯学習審議会委員。モンゴル文化教育大学創設者。茨城県藤代町に在住。「藤代三次元プロジェクト」や「おじいちゃんと遊ぼ」等の活動推進中。北海道生まれ。

吉野英夫
2003年4月から(財)河川環境管理財団河川環境総合研究所研究第一部次長兼子どもの水辺サポートセンター次長となり、全国の水辺での活動を実践している市民団体や指導者と連携し、水辺に子どものにぎわいの復活を目指す取り組みを担当。

小丸和恵
子どもと川とまちのフォーラム事務局長。大阪市生まれの愛媛、京都育ち。大学卒業後、就職の後、英国滞在、帰国後、企業に勤務のかたわら、プライベートな部分で、景観問題などへの関心から市民グループ「川のグループ」の活動に参加。

西内燦夫
四万十川流域住民ネットワーク代表世話人。「日本最後の清流四万十川の未来を守るためには、子供たちの健全な成長が必要である!」と考え「流域の上下流・官民そして時間軸」の連携に取り組んでいる。

塚本昇
茨城県藤代町教育委員会教育次長。民間企業から、1974年藤代町役場に勤務。87年から市民と一緒に、一級河川小貝川でのフラワーカナル(花の運河)づくりに参加した。その後福祉部門に移り、2004年から現職に従事。NPOとともに活動。

木ノ下勝矢
1949年大分県中津市生まれ。82年地域づくり団体「豊前の国建設倶楽部」を結成。心と心を結ぶ「大分県対福岡県山国川水上大綱引き合戦」を行なう。山国川を道具として県境を越えた流域連携を目指している。

伊貝星治
NPO法人グラウンドワーク東海理事長、(財)日本グラウンドワーク協会理事、(株)イチテック代表取締役社長、労働安全コンサルタント。同志社大学社会福祉学科卒業。1995年よりグラウンドワークの普及・支援活動に努めてきた。

飯泉光一
1942年茨城県北相馬郡藤代町生まれ、金物店経営。藤代町消防団分団長、藤代町商工会理事等を歴任し、現在藤代ライオンズクラブ幹事、藤代町まちづくり協議会事務局(フラワーカナル)、NPO法人小貝川プロジェクト21常務理事。シニア乗馬を特訓中で、老人ホームの人の乗馬をサポート。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

石川 治江
NPO法人ケア・センターやわらぎ代表理事、社会福祉法人にんじんの会理事長、立教大学非常勤講師

大野 重男
(財)ハーモニィセンター理事長、川に学ぶ体験活動協議会(RAC)代表理事。元社団法人中央青少年団体連絡協議会会長、元文部省生涯学習審議会委員。モンゴル文化教育大学創設者。茨城県藤代町に在住。「藤代三次元プロジェクト」や「おじいちゃんと遊ぼ」等の活動推進中。北海道生まれ

小松 寛治
本荘第一病院院長。病気に対する川の癒し効果に関心を持ち長年活動を続けている。全日本病院協会常任理事、日本臨床内科医会理事、日本内視鏡外科学会、日本腹部救急学会特別会員、また、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本糖尿病学会各々の指導医など

吉川 勝秀
リバーフロント整備センター技術普及部長、慶応大学大学院政策・メディア研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

地方自治体が策定する「地域福祉計画」で、町に流れる「川」を視野に入れた計画は、全国を見渡しても皆無と言っていいだろう。だから福祉と川の結びつきは奇異に感じられるかもしれない。しかし、それぞれの地域には素晴らしい川が流れ、緑と生き物が息づき、潤いある空間になっている。さらに、調査によれば、川へ行くのは高齢者が一番多いとの結果がある。日常的に、土手や川辺は高齢者の散歩道として定着しているのだろう。
  川は昔から、雨や雪の影響を多く受け、私たちの生活を脅かしてきた。一方、水を活かさなければ生活そのものが立ちいかない事実もある。そのため、国は治水や利水といった施策を推進してきた。その結果、私たちの生活空間と川は遠く離れてしまった。
  しかし昨今、川を軸に、地域を見直し私たちの暮らしを見直そうとする動きが活発になってきた。その背景には、子どもたちを取り巻く状況の厳しさや、少子高齢化などの問題が、多くの人の意識を地域に向けさせてきたことが挙げられよう。
  たとえば、雪の深い地域や平地のない山地など、さまざまな地域性があり、また長い間、多様な生活をしてきた高齢者の問題は、その分野だけでは現状を改善することも、問題解決もできない。近所づき合いや、子育ての悩みなど、日常的な問題が山積みしている。
  このような今日的課題を解決するためには、子どもの問題だからと子どもの分野だけで解決をしようとしても限界がある。それは高齢者の分野でも同様だ。
  しからば、だれがどこでどのように関わり、解決に向けていくのかが、私たちのこれからにかかっている。重い課題だが、嘆いて愚痴を言っていても前には進まない。なんとかしなければいけないのなら、楽しく参加して何かをやる。やるなかから気づき、強い心が芽を吹く。芽は生活の中から、地域の中から芽生えてくるのが一番いい。そして、多くの問題や課題は地域で解決することが望ましく、解決の早道になる。その実践の場として川が見直されているのだ。
  1998年から開催している「川での福祉と教育の全国交流会」は、それぞれの分野の垣根を取っ払って、自由自在に議論してきた。これまでのことに囚われず、勇敢に果敢に取り組んでいる実践活動を紹介し、記録として残し、これから何かを始めようとする方々へ勇気を伝え、次へつなげていこうとする取り組みである。

 本書はそんな活動の中から生まれた。川や教育や福祉や医療のさまざまな分野で活発に活動している方々をナビゲーターとして、読者の皆様を川辺へご案内する。ポニーの背に揺られながら、ゆうゆうと流れる川の風景を友とし、水気を含んださわやかで素晴らしい川風を体感していただきたい。
  多くの皆様の関心と参加を切に願い、また、本書の発行にご協力いただきました執筆者、編集者、出版社の方々に深謝いたします。

2004年8月10日
NPO法人ケア・センターやわらぎ 石川治江

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