料理は一人暮らし以来、全くしなかったが、読んでいて、ちょっとやってみようかと思った。
特に「焼くということ」に興味が向いた。また、出汁の奥深さが妙に気になった。
「焼くということ」で強調されているのが、「できる限り、炭を使って欲しい」ということである。
備長炭を使えば、片面を7,8分焼けば、もう片面はさっと焼くだけで、香りよく、身はジューシーに仕上がるという。
炭をおこしたり、飛騨コンロが必要だったりするし、どこで焼くんだという問題もあるが、見ているだけでおいしそうである。
「鳥のむね肉の炭火焼き」、「生ウニの昆布舟焼き」、「かぶのまる焼き」とか、ものすごくやってみたい。
他でも、「すきやき」(割り下の温度が重要で、60〜70度)、「親子丼」(バーナーで皮に焼き目を付ける)。
あと、出汁のひき方も、へーそうなのかと物知りになった気分である。
・昆布出汁:昆布を水につけて冷蔵庫に入れ、16時間で引き上げる。
・一番出汁:昆布出汁が沸騰する前に削り節を入れ火を消す。
・丼用出汁:出汁3.5、しょうゆ1、みりん1、削り節を用い、鍋に出汁とみりんを入れて沸かし、みりんのアルコール分が飛んだところで削り節を入れ、しょうゆを加えて火を止め、さめたところで濾す。
味噌については、八丁味噌がほとんどだとか。よく発酵していておいしいという評価。一方、11月から3月は白味噌。
また、布巾の重要性も書かれている。用途ごとに用意するのがよいという。