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嵐ノ花叢ノ歌 4 (リュウコミックス)
 
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嵐ノ花叢ノ歌 4 (リュウコミックス) [コミック]

東 冬
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

われわれはどこから来たのか、どこへ行くのか――第二次世界大戦が始まろうとする1939年、記憶を無くした少年・朱天と、いにしえの神々の末裔として炎帝の玉爾を授けられた少女・真珠血との出会いは、大いなる運命の変転に翻弄されることとなった朱天。玉爾と同化してしまった真珠血。さらにドイツ軍、ヨーロッパの錬金術師も参入し、状況は複雑にからみあっていく。戦火の炎が広がりはじめた中国大陸を舞台に、神々と人間の断絶はどのような悲劇を生みだしていくのだろうか。新鋭が描く幻想歴史大河浪漫。

登録情報

  • コミック
  • 出版社: 徳間書店 (2011/12/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4199502823
  • ISBN-13: 978-4199502828
  • 発売日: 2011/12/13
  • 商品の寸法: 17.8 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
By aoba
神農一族の目的や嵐山機関の成り立ちが明かされ、この作品自体の方向性が
一気に明らかになったのが3巻。
今回の4巻では更にストーリーが進み、主人公とヒロインの縁がどの様にして
結びついたのか、神農一族が具体的にどの様にして目的を果たそうとしているか等の
重要な描写が掲載されている。
また、今までは神話や伝説の影響下にありつつも、あくまで人の手・人の技術で
伝奇物語を展開していたのに比べ、この巻ではそのものズバリの怪異が登場してくる。
オカルトから科学へ、神話から歴史へと変化していく時代という、微妙なバランスの上に
成り立つ「もしかしたら有り得るかも」とギリギリ言えなくもない雰囲気が変化し、
人間達が『非現実』に翻弄されるクライマックス的な展開に(個人的には怪異を
人間が絶対に勝てないご都合主義的存在『デウスエクスマキナ』としては描写して欲しくは
ないので、今後の展開を見守りたい)。

しかし、逆に言えば、この作品がどういう物語なのかという事が「ようやく」3巻で
読者に提示されたとも言えるので、4巻で一気にここまで話が進んでしまって
大丈夫なのか?という懸念がある。

繰り返しになるが、ストーリー自体は非常に進んでいる。
今まで物語に入り込むのに障害になりがちだった、
「一体この漫画は何を題材にしているのか、そもそも登場人物達は何をしているのかが、
ミステリアスな雰囲気を引き立てるために『あえて』曖昧にされている」
「謎めいた神話や陰謀への興味をかき立てる様な、けれんみあふれる設定や描写は
山ほどあるが、ストーリーは進展しない」等という問題点がクリアにされているし、
展開自体も伝奇ロマン好きにはたまらない神話オカルト的な物になっている。

しかし、あまりにも重要なイベントが一気に起こっているため、それまでせっかく
ゆっくり過ぎるほどページ数を費やして丁寧に紹介してきた大勢のキャラクター達の、
個々の活躍や描写がほとんど無くなっているのも残念な部分。
もしこの4巻のスピードで物語が展開するならば、極端な話、次の5巻で終巻となっても
おかしくない。
最低でも10巻くらいなければ、今までに盛り込んだ要素と広げた風呂敷をたたむには
足りないと思うのだが……
かなり大きなスケールの物語、かつ伝奇・オカルト・マニアック要素をふんだんに盛り込んだ
作品なので、できればもう少し長いスパンで楽しみたいのが読者としての本音。
掲載誌の休刊・web化などの不可抗力要素があるので、ハラハラしている。

また、唐突に画風が(少々だが)変化しており、1巻の頃に比べ同人物とは思えないほど
顔が変わってしまったキャラがいるのも少々気になる。
失礼ながら、この作品は内容より画力のすさまじさで追いかけている比率が大きいので、
もともと超絶に上手いこの作品では「画力が進化した」というより「画風が変わった」と
受け取れてしまうのが困りどころ(青少年キャラが成長した場合はともかく、故人の顔まで
変わっているので)。
恒久的な変化ではなく、時間的な問題や、同時期に女性向けジャンルの挿絵を描かれていた
影響だと思いたい……
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By アジアの息吹 トップ1000レビュアー
戦前の満州・中国大陸を舞台に、妖魔を操る古の一族と、
日本軍特殊機関が造り上げた機械人形とが暗躍する一作。
そこに出雲の巫女や亡命してきたと思われるロマノフ朝の姫君や
西欧錬金術師にナチスドイツまで絡む多彩さ。

前巻においてようやく作品の世界観提示が終了し、
人間ドラマが動き始めたと思いきや、
本巻後半の怒涛の展開は些か急な印象が拭えない。
何の説明も無く、いきなり重要場面の地下神殿の前に
メインキャラ全部登場させる意図はなんなのか。

スタイリッシュな画面と、謎と期待に満ちた丁寧な展開が
極めて高度だっただけに、少し残念である。
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