寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる〈嵐が丘〉の屋敷。その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待を耐え忍んできた。そんな彼にもたらされたキャサリンの結婚話。絶望に打ちひしがれて屋敷を去ったヒースクリフは、やがて莫大な富を得、復讐に燃えて戻ってきた……。一世紀半にわたって世界の女性を虜にした恋愛小説の“新世紀決定版”。
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349 人中、306人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
うんざりする悪訳本です,
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レビュー対象商品: 嵐が丘 (新潮文庫) (文庫)
『嵐が丘』でもっとも緊迫した場面は第15章だが、鴻巣のこの章の訳は、読むのもウンザリである。彼女は男と女のこうした言葉のやり取りを理解できないのだとしか思えない。死につつあるキャサリンを前にして、ヒースクリフは言う。 you know that I could as soon forget you as my existence! Is it not sufficient for your infernal selfishness, that while you are at peace I shall writhe in the torments of hell? 鴻巣は、ここを以下のように訳している。 『おまえを忘れるぐらいなら、自分が生きてることすら忘れちまうさ、そうだろ! どこまでふらちなわがままをいえば気がすむんだ? おまえがのうのうとしているときに、俺が地獄の拷問にのたうち回るぐらいじゃ足りないのか』(P331) ふーむ、 おまえを忘れるぐらいなら、自分が生きてることすら忘れちまうさ……か。 ちなみに、この部分は河野一郎(中央公論・世界の文学コレクション)は次のように訳しています。 この他に、ネリーがロックウッドに向かって「こらこら」(P693)と言ってみたり(使用人が主人に向かって「こらこら」などとは絶対に言わない。原文は、「No, Mr Lockwood」。 死に別れを生き別れと訳してしまって意味を通じなくしていたりと、鴻巣訳の『嵐が丘』は最近では珍しいほどの、誤訳、悪訳、下手訳に満ちている。何よりも、この訳者の日本語への思い入れの欠如、要するに言葉へのガサツな態度には呆れ返るしかない。 この新潮社文庫の『嵐が丘』を読むと、鴻巣友季子によって捻じ曲げられてしまったトンデモナイいびつな『嵐が丘』を経験してしまうことになる。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
ひどい翻訳 以前の版に戻してほしい,
By ぽんた (神奈川) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 嵐が丘 (新潮文庫) (文庫)
新潮社の「嵐が丘」(田中 西二郎 訳)は、もともと名訳として知られていた。ところが数年前、突然、それが絶版となり、新訳となった。それが、この本だ。一読して、あまりにもひどい翻訳に、頭を掻きむしった。読むのが苦痛である。
こんな翻訳はさっさと絶版にしてほしい。以前の田中 西二郎 訳 に戻してほしい。 ただ、新潮社にこだわる必要もない。今では光文社古典新訳文庫からも、新訳が出ている。それはきちんとした翻訳だ。そっちを読むのが正解だろう。
60 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
翻訳が悪いです…,
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レビュー対象商品: 嵐が丘 (新潮文庫) (文庫)
初めて読んだ『嵐が丘』。あまりにも有名な小説なのに、肝心の文章がなんだか変。これで名作?と思ったんですが、訳のせいかと思うと納得。体言止めの多用。何度読んでも何を言ってるのかわかりにくい台詞…。いちいち引っかかりますね。なめらかに読み進めません。別の訳で読み直したいです。
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