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崩壊連鎖―長銀・日債銀粉飾決算事件
 
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崩壊連鎖―長銀・日債銀粉飾決算事件 [単行本]

共同通信社社会部
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商品の説明

ブックレビュー社

長銀,日債銀の破綻を検証。一連の不良債権問題の底流に潜む,大蔵・日銀・政治家の問題に鋭く迫る
戦後,日本経済を支えてきた巨大銀行。倒れるはずがないと信じられてきた長銀,そして日債銀の相次いでの破綻。経営陣はもとより,かかわった大蔵省・日銀,そして政治家は何をしてきたのか? しなかったのか?

本書は,巨額不良債権という事件に潜む,日本システムの病弊を,実証的な長期にわたる取材と検証とによって解明した一級のドキュメンタリーである。共同通信社会部のチームをあげて,この両銀行破綻の裏側で何が起きたのかを,未発表の事実ファイルとともに徹底的に摘出していく過程は,息をのむ凄みをもった内容となっている。不良債権問題を前にしての歴代経営陣の無能さ,長銀の隠蔽マニュアルの全容暴露,住友信託銀行との合併交渉の舞台裏など,これまで明らかになっていなかった事柄も少なくない。単なる経済事件の実証報道としてだけでなく,日本の社会全体が問われている病の本質を,理解する格好の一冊と言える。 (ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより)

銀行を破綻させたのは誰か。大蔵省・日銀・政治家たちは何をしたのか。バブル崩壊後、金融機関の相次ぐ破綻の中で長銀と日債銀の巨額な不良債権問題を通し、戦後日本を支えてきた政治・経済・社会構造の実態を克明にリポート。

登録情報

  • 単行本: 246ページ
  • 出版社: 共同通信社 (1999/12)
  • ISBN-10: 4764104466
  • ISBN-13: 978-4764104464
  • 発売日: 1999/12
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 551,361位 (本のベストセラーを見る)
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By 正義の味方 トップ500レビュアー
形式:単行本
苦境を逆転する最後の頼みは、長銀が住友信託銀、日債銀が中央信託銀だったが、その秘策も命運尽き再建の道は閉ざされた。本書は破綻した長信銀2行の不良債権問題、それに関わった歴代経営陣、日本型金融システムの制度疲労、役目を終えた長信銀法上の金融機関、苦し紛れ経営の失敗、それらを詳しく取材した記録だ。日債銀のスタートは「皇軍の出納係」、それから「政治銀行」というべき大蔵管理銀行。長信銀の中で最後発、政治家との密接な関係、フィクサー、政商とのいわくつきの銀行。一方で長銀はIBJに比し歴史が浅く万年2位、バブルと共に生き不動産やサービス業の新規分野にはまり込んだ。イ・アイ・イは勿論のこと、「北国の春」の歌手でお馴染の仙台のゴルフコースを舞台とする飛ばしの全貌、不良債権の隠蔽マニュアル、住友信託銀との合併交渉等々興味深い。痛みが強くなるので一時的にモルヒネを使用し不良債権を隠し、地価や株価の回復を期待する。しかし含み損は拡大する一方、痛みに耐えられなくなりモルヒネ中毒になっていった。LTCBの不良債権受け皿会社はエヌアールG、日比谷G、エル都市開発で計19社。更に関連会社・親密会社の受け皿を含め総数197社に驚く。長銀破綻の構図、不良債権隠しの全容が詳しく書かれている。自己査定には第三分類(利払い滞り、回収に重大な懸念)や、第四分類(倒産、回収困難)があるが、長銀は関連先・親密先にヒト・モノ・カネの支援をしているので回収に重大な懸念はあり得ないとして、せいぜい第二分類(要注意債権)にする。この独自基準も事業推進部(4名)が策定し、関連部のリスク統括部(3名)、総合企画部(1名)そして常務会にて承認されていた由。私が某都銀に入る頃、LTCBは最難関であり、優秀な行員が多く自信に満ち溢れ,IBJ同様にえらくプライドが高かったが・・。
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