大量のセル画とともに、イメージスケッチや絵コンテ(実際の映画には無いシーンも)が収録されています。イメージスケッチでさえも、水彩絵の具やパステルでしっかり色づけがされ、明確なイメージが作られた上で、実際のセル画が制作されているのが理解できました。ポニョの妹たちもひとりひとりが手で描かれ、コピペではないため、顔が皆違っているのが、この本ではよくわかります。宮崎監督はじめ、スタッフが費やした作業が膨大なものであったことが伝わってきます。なんとなく絵を眺めているだけでも楽しいのですが、映画をみているときはよく理解できなかった、ストーリー上の「謎」の一部についてのヒントも書かれているので、映画を観た人にはおすすめです。