崎本大海の魅力とは、1人ジャニーズ路線が出来る才能とは言えないだろうか。才能を秘めていても、前に出たがらないバイプレーヤー的性格からか、華々しく活かしきれず、ここまで来たように思う。今も昔も子役を経て大人の役者として成功する人は極めて少ない。だが彼にはその成功する可能性や才能が多大にある。彼を初めて見たのは井上真央や斉藤兄弟との共演の昼ドラだった気がする。まだ崎元と姓がなっていた頃だ。勿論それ以前から子役として活躍していたらしいが、一般的に認知されたのは、この頃からではないだろうか。私は正直そのうち消えてしまうのでは?と思っていた。それからも昼ドラや色々なドラマに顔は出していたが、絶対的主役級ではなかったし、彼自身あまり自ら他人を押し退けて目立ちたがるタイプではないように思えたからだ。今でも、むしろ好んでバイプレーヤー的な道を歩んでいる気さえもする。古風に整った顔立ちや意外に鍛えられたスタイルや、歌もそこそこ歌えるジャニーズ的アイドル要素を多々持ちながらも自らを活かしきれず、慶應義塾大学法学部政経学部に学びながら、ピュアボーイズに席を置いてすらも、自らのアイドル化を否定し、頭脳明晰派正統派俳優を志すが故に遠回りをしてしまっていた気がする。「四つの嘘」での悪役やNHKでの「ガラスの恋人」で主役級の役をこなす姿を観て、次第に、この人には無限の可能性があると感じるようになっていた。 ヘキサゴンファミリーになったのも島田紳助がこの子は後押しすれば大成すると先を見透してからの採用だと思う。芸能人としては引っ込み思案なところがあるから…。フレンズとしての歌手活動も相方の自分本位な歌い方に懸命に合わせる事で精一杯に見受けられる。単独で歌えばもっと崎本大海としての新境地をアピール出来るだろうに。そんな引っ込み思案なアイドル否定的な彼が出した、写真集とこのDVDは意外にもアイドル的側面と同時に俳優の要素も加味された不思議な魅力が漂っている。私が今より更に大成すると睨んでいるジャニーズの手越と類似しているが、どちらも男の色気がありながらも、手越が弾けるような向日葵的な華だとすれば、彼はどこか地味だが陰影のある妖艶な八重のトルコ桔梗的な華だ。彼がその清潔で妖艶華的魅力を発揮するのは、間違いなくこれからだ。彼は老若男女問わず出会った人達誰からも愛され可愛がられる運気を持っているように思える。俳優としてバイプレーヤーに徹するも良し、主役級を目指すも良し、歌手活動を併せてやるも良し、この人は充分に可能性を秘めている。