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島津義弘―関ヶ原・敵中突破の豪勇 (PHP文庫)
 
 

島津義弘―関ヶ原・敵中突破の豪勇 (PHP文庫) [文庫]

加野 厚志
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

秋雨けぶる関ヶ原に、すでに西軍の姿はなかった。ただ一軍、笹尾山麓に島津の部隊だけが超然と居座っている。「見てのとおり。関ヶ原にはためくは東軍諸隊の旗じるしのみ。これより兵を束ね、東軍総帥の本陣へと突き進んで、家康めに薩摩武士の底力を見せもす!」義弘は最後の決意を告げた。―秀吉に服し、朝鮮出兵で活躍。関ヶ原で敗れるも、勇将としての生涯を全うした男の生き様。

登録情報

  • 文庫: 406ページ
  • 出版社: PHP研究所 (1996/12)
  • ISBN-10: 456956965X
  • ISBN-13: 978-4569569659
  • 発売日: 1996/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
関ヶ原戦の島津義弘を中心に話が進みます。ところどころで島津義弘が過去を回想していきます。耳川、戸次川の合戦、朝鮮役など。敵中突破のあとの必死の逃亡までを描きます。主人公の言葉は薩摩弁なので面くらいます。早く慣れたら読み易い作品です。
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8 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
関が原に至るまでの経緯、決戦当日の経過と過去の回想を行ったりきたりしながら薩摩島津の戦いを描く物語。関が原での敵中突破のことはよく知られているが、このような背景を知るとそこに賭けた男たちの意気込みに敬意を表さずにいられない。とくに具足ひとつで馳せ参じた名もなき志願兵たち。殿様を死守しひたすら前進突破、さらには最後の最後はステガマリの戦術まで使用しての応戦。生き残ることなどまるで頭にない、けどそれを不幸にも思わない彼らにそこまで想われた島津義弘という武将をただただ尊敬するしかない。おそらく家康もそれを認めたのだからこそ関が原戦後も薩摩の領土はそのままにおかれたのだろう。
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形式:文庫
 「島津の退き口」を知る機会があって、その軍を率いた島津義弘そして島津軍に興味を持ち読んでみた。
 読んでみて、いまの日本人にはたぶん一人もいないタイプの、そして日本の政治家に必要な精神を持った人物だと思った。

 関ヶ原の合戦時、うまく立ち回った武将のいた大名は、ことごとく取りつぶし、減俸、もしくは死後そのような目にあっている。
 これは、そのような人物はいざという時に頼りにならないばかりか、逆に簡単に歯向ってくるという家康の心情によるものだろう。
 家康らしいといえばそうなのだけど、一面人間の本質でもある。
 しかし、島津軍は最後の最後に家康に死の恐怖を与えたほどなのに、領地は安堵されている。
 これにも事情が複雑に絡み合っているのだろうが、島津軍は「本当の」恐怖を与えたからというのがその一つにあると思う。

 日本の最近の政治、例えば外交などをとってみるとどうもアメリカの顔色ばかりうかがっているように思える。
 いまこそ島津義弘及び島津軍団の精神が必要な時ではないだろうか。

 最近の日本外交に疑問を持つ人はぜひ読んでみてほしい。
 きっと何が必要なのかを感じることができるだろう。
 
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