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島津奔る〈下〉 (新潮文庫)
 
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島津奔る〈下〉 (新潮文庫) [文庫]

池宮 彰一郎
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

秀吉の朝鮮出兵後、景気は急速に衰え、戦後不況が猛威を振るう中、戦国末期の日本は、東西両軍が対峙する関ヶ原の戦いで活路を見出そうとしていた。薩摩の太守・島津義弘は兵力不足にもかかわらず、わずかな家臣を引き連れて関ヶ原へ向かう。劣勢を承知の上で戦いに挑んだ義弘の真意とは?現代政治の不毛と重ね合わせながら「関ヶ原」を再現し、指導者のあるべき姿を示した傑作。

登録情報

  • 文庫: 451ページ
  • 出版社: 新潮社 (2001/05)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101408173
  • ISBN-13: 978-4101408170
  • 発売日: 2001/05
  • 商品の寸法: 15.6 x 11.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 194,941位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
 無敵の島津軍。
 関が原でも注目の的。
 徳川が勝つと感じながらも、石田側で参戦する。

 じっと、戦況を睨み我慢を続ける。

 そして、最後の決断により、島津は動き出す。

 ただ、動くだけではない。
 戦後の交渉を有利に運ぶにはどうするのか。
 多くの思考が頭に中を駆け巡る。

 その動きがよく伝わります。

 そして、なぜ関が原で負けた中で島津藩だけが加増されたのか。
 これには、大きな気づきがあります。

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形式:文庫
歴史とかにまったく興味はなかったのですが、たまたまゲームの話題で「チート島津」という言葉があるのを知り、その意味が「強すぎてお話にならない」からゲームとかでは主人公になれないと聞き、そのワケを知りたくて読みました。読み始めたらどんどん引き込まれていってもう止まらない止まらない!通勤電車の中で日々少しづつ読もうと思っていたのに一夜でイッキしてしまいました。
ストーリーも波乱万丈で読むスピードが追いつかないくらい面白いんですが、やはりそれぞれの人物設定がいいですね!用心深いあまり実は小心者?!な徳川家康とか、天才だけど結局高級キャリア官僚な石田三成とか。そしてなんといっても主人公の島津義弘がもうかっっこいい!男が惚れる男ってこういう人ですよね!あと島津豊久がちょっとやんちゃ坊主的でいいカンジ(笑)家康と三成の駆け引きで、豊久と正信、豊久と八十島が会ったところがすごく印象的で面白かったです。後々ここで来るのかあ!(合点)と。
それぞれの武将の思惑や、参謀の作戦や駆け引き、掛け合い読み合い化かしあい…歴史小説って始めて読んだのですが、こんなに面白いんですねえ!読みやすいしオススメです!
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形式:文庫
 下巻のメインは関ヶ原の合戦。望まぬながら、西軍に属してしまった主人公、島津義弘。戦音痴の石田三成に、夜襲の打診などの助言を悉く無視され、苦汁を飲まされつつも、苦心して築いた人的ネットワークを駆使し、必死に島津家生き残りを模索する。

 そして向かえた関ヶ原の合戦。小早川秀秋の裏切りにより壊乱する西軍の中、寡兵ながら、軍容を整え、領国に帰還するため死を決し、雲霞のごとき東軍の中を、強行突破を試みる島津家家中。その際に義弘が家臣に口にする台詞がしびれる。 「聞いての通りじゃ。わしは帰ると決めた。/その方らの一命を、ここで使い捨てる。/後ろへ退るのは愚である。相手の意表を衝く。前に突き進む」

 勇士たちの活躍に血沸き肉踊る。余計なものを一切そぎ落とした名文。最初から最後までクライマックスの連続という感じで、ハラハラさせられる。
 
 以上の点を持って本作は、スリル満点の傑作小説であると評せられる。
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