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島で空を見ていた 屋久島・トカラ・奄美・加計呂麻島の旅
 
 

島で空を見ていた 屋久島・トカラ・奄美・加計呂麻島の旅 [単行本(ソフトカバー)]

斎藤潤
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

新書で人気の旅作家、最新の書き下ろし!
屋久島で「もののけ姫の森」と語り、ヘミシンクしながら島一周ドライブ。トカラでは、旧知の島人たちと焼酎をくみかわし、ボゼのゆく末に思いを馳せる。ハブが棲む奄美の森。真夜中のサバイバルツアーで危機一髪。不可解な体験をした湯湾岳、清冽な気の流れる海辺の秘境青久。神さまの気配色濃い加計呂麻島から、無人の島へたどり着いた。
旅の楽しみ方を教えてくれる1冊。

●目次
*プロローグ

第1章 屋久島

・もののけ姫の森で島と語れば ― 白谷雲水峡

・素泊まりの宿で過ごした島の夜に想うこと(前・晴耕雨読)

・ヘミシンクしながら屋久島一周ドライブを

・素泊まりの宿で過ごした島の夜に想うこと(後・仙の家)


第2章 トカラ

・ラーダ ― 島からでたいと思ったことは一度もないわ

・霊気漂う島の草原で生みました ― 諏訪之瀬島からカウアイ島へ

・トカラのスーパースター・ボゼのゆくえは

・トレジャーアイランドでホーストレッキング

第3章 奄美・加計呂麻島

・ハブ棲む森で真夜中のサバイバルツアー

・おいしいソテツはどうやって食べるか

・謎の霧につつまれた湯湾岳と不可解な二人

・青久 ― 清冽な気が流れる谷のなぎさへ

・加計呂麻島 ― 神さまがすぐ近くにいる日々の暮らし

・加計呂麻沖で繰りひろげられる勇壮な追い込み漁



*エピローグ― 無人島で失われた時をながめて

内容(「BOOK」データベースより)

屋久島で「もののけ姫の森」と語り、ヘミシンクしながら島一周ドライブ。トカラでは、旧知の島人たちと焼酎をくみかわし、ボゼのゆく末に思いを馳せる。ハブが棲む奄美の森。真夜中のサバイバルツアーで危機一髪。不可解な体験をした湯湾岳、清冽な気の流れる海辺の秘境青久。神さまの気配色濃い加計呂麻島から、無人の島へたどり着いた。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 286ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2010/1/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4344991583
  • ISBN-13: 978-4344991583
  • 発売日: 2010/1/30
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 449,104位 (本のベストセラーを見る)
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紀行文にもいろいろなスタイルがある。よくあるのは、初めて行く土地で、初めて見たもの、聞いたもの、体験したことへの驚き、感動、戸惑いをつづった「ドタバタ珍道中」もの。これはこれで面白おかしくて好きだが、本書は違う。著者の島への思いや知識には、ただならぬ「厚み」があるのだ。
著者はなにしろ30年以上も前から屋久島、トカラ、奄美の島々へ繰り返し足を運んできた島旅のプロ。彼が今回は、作家でアメーバブックス新社編集長の山川健一氏(高校時代からの友人でもあるらしい)らと、この本を書くために新たに訪ねている。
基本は、息の合った仲間との、ときにはミステリーツアーの様相も帯びる、臨場感あふれる道中記。その中に、いままでに重ねてきた旅の記憶、豊富な知識(食文化、植物、産業、精神文化、等々)、そして島に流れる時間や、島に住む人々や著者自身の人生までもが随所ににじんでいる。
と言っても懐旧に浸っているわけでもない。何度も訪ねている場所で、また新たな発見をしたり、出会いを楽しんだり、小さな変化に驚いたりしている、好奇心も感性も豊かな著者の姿がある。

屋久島での「ヘミシンク」体験(これまた高校の同級生だという坂本政道氏も同行)や、奄美大島の妖気漂う森で謎の二人に出くわした話も面白かったが、私自身はトカラ列島に住む人々の話が一番面白かった。
昭和40年代に理想的なコミューンを作ろうと都会から移り住んだ当時の若者が、いまはどのように島に定着しているのか。医師も助産師もいない島で、女性たちはどうやってお産や育児に臨んでいるのか。
遠い秘境ではあるが、人々はたくましく「当たり前の生」を営んでいる。トカラのことをもっと知りたくなった。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
光文社新書で島シリーズを出している筆者の新作。昨年は得意の沖縄ではなく、屋久島や、奄美というかカケロマに通ったらしい。これまでとは旅のスタイルがちょっと違う。ひとり旅じゃなく、連れがたくさんいたりする。が、根っこは変わらず、期待を裏切らない。良い紀行文の条件。1.余計な飾りを排したノリのいい文章。2.文章の背後に知識と見識が窺えること。3.ユーモアがしのばせてあること。それらをクリアしているのはもちろんなのだが、その上で、島旅というのはやっぱり特別な旅なんだな、と改めて思わされた力作。読み終えたら、すぐに島に飛んでいきたくなる。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
島旅が好きで、著者の本は全部読んでいるのだが、
本作は──あれ?いつもとテイストが違う。

まずユニークな同行者と珍道中を繰り広げること。
著者は、その立場を「ニュートラル」にしているが
スピリチュアルな出来事が盛られていること。
そして、出会った人々の追憶が色濃く滲んでいること。

とはいえ、決して感傷的な島旅本ではなく、
南国の島々(屋久島、トカラ、奄美、加計呂麻)の
自然や美味や人々が描かれているのはいつも通り。
今回も楽しく読ませてもらった。

島の生活、時間、人生に触れるにつれ、
本当の豊かさって何だろう? 進歩って何だろう?
そんなことを考えされられた。
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