脚付きで遠火にすることで加熱の偏りを少なくするとともに、器具やテーブルへの輻射熱の影響を抑える配慮をしたプレートで、とても美味しいお好み焼きや焼きそばを作れます。普段しまっておくのはもったいないのでトースター代わりに使えることをご紹介します。
ポップアップトースターの消費電力は500〜1000W、オーブントースターだと1000〜1300Wにもなります。単にトーストするだけでも電気だとかなりのエネルギーを消費しますが、このプレートを使えば弱火のガスで美味しくトーストできます。テフロン加工のアルミ製品はフッ素コーティングが剥げてそのうち使い物にならなくなりますが、素材としてシンプルな鉄製品にその心配はありません。形状が合えば台所のガスコンロでも使えます。ちなみにホットプレートは1300W前後が主流で、IH調理器具とともに電力多消費型家電の一つです。
はじめはやや強め、徐々に弱くしていくのが鉄製品の火加減のコツです。
フライパンだと食パン1枚(2枚を平らに出来ない)ですが、このプレートだと一度に1〜4枚焼くことができます。「油をひかずに」弱火で2〜3分、裏返して細火で2〜3分。焼き加減は厚みと枚数、火力と時間、余熱も考慮してお好みで調節して下さい。冷凍パンは解凍に2〜3分、ひっくり返して裏と表でOKです。外側はカリッと焦げ目が付き、十分な熱が伝わった内側はふっくらと仕上がるのが鋳鉄の特長です。中央と周辺ではやはり温度差が生じるので位置を変える工夫が必要ですが、慣れれば誰でも手際良く焼けるようになるので、結構楽しく感じると思います。パンに含まれる油分で美味しくトーストできるので油を使う必要はありません。そのためヘラやブラシでパン屑を簡単に払い落とせ、次回のトーストや料理にプレートをそのまま使えて手間がかかりません。少し焦げ付きが生じても金属ヘラやスクレイパーで簡単に剥がせます。
いきなり新品のままトーストをせず、まずお好み焼きや焼きそばなど油を使って普通に料理をして下さい。鉄製品の日常の手入れで重要なのは「料理後の汚れ落としに洗剤を使わないこと」、「洗ったあとは加熱してよく乾かし、油を塗らないこと」です。取扱説明書には「使用後は少量の油を…」との記載がありますが、塗った油が酸化しベタつくなどして次に作る料理の仕上がりや味を損ねてしまいます。錆(サビ)が気になるときは茶殻を煮たてれば、タンニン鉄が生成されて黒光りするきれいな鉄になります。これは面倒くさいと思われがちなシーズニングと同じ原理で酸化防止の皮膜を作るとても簡単な方法です。
toast =「温めてきつね色に焦がすこと」
この商品は通常サイズのコンロ用で、Iwataniでは以下の機種には使用できません。
・ジュニアシリーズ
・カセットフーミニ
・ツインバーナーシリーズ
・カセットフーT1(ホーロー五徳)
*手入れにお薦めな「たわし」です。
スコッチ・ブライトTM がんこたわし荒目