この辞典の特徴をレビュアーの利用例で紹介します。
「神は自ら助くる者を助く」を引こうとしました。本文は50音順でことわざが並んでいますが、これに該当するものはありませんでした。
それで巻末の索引をみると、403ページと書かれているのでそこをみると、天は自ら・・・ とあります。神が天に変わって本文に出ていました。
説明の本文では、このことわざは英語のことわざから来ていること。こうした精神は古代ギリシャ時代からあり、アイスキュロスのいったことが紹介されています。日本では「西国立志編」に英語のそれが引用されているという例が書かれています。
この例からいえることは、索引が50音順の本文を補う手段となっていること、説明が豊富な周辺知識と一体となって構成されていることだと思います。周辺知識とともに読むと記憶が残りやすいといえます。
ただし、他のことわざ辞典にあたっていないので、上に書いた特徴がこの辞典だけのものかは不明です。