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山茶花は見た―御宿かわせみ〈4〉 (文春文庫)
 
 

山茶花は見た―御宿かわせみ〈4〉 (文春文庫) [文庫]

平岩 弓枝
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

品川の廻船問屋に押し込みが入り、乳母の看病にきていた娘の証言で盗賊はお縄に。が、賊が島抜けし、娘は「かわせみ」に預けられることに…。表題作ほか、旅篭の女主人るいに恋人の東吾、あてられっぱなしの同心・源三郎、二人の仲を見守る与力の兄夫婦―お馴染みの登場人物が活躍する全八篇を収録。シリーズの新装版第四弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

平岩 弓枝
昭和7(1932)年、代々木八幡神社の一人娘として生れる。30年日本女子大国文科卒業後、小説家を志し戸川幸夫に師事。ついで長谷川伸主宰の新鷹会へ入会。34年7月「鏨師」で第41回直木賞を受賞。平成3年「花影の花」で第25回吉川英治文学賞受賞。平成10年、第46回菊池寛賞を受賞。テレビドラマ、芝居の脚本も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 267ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2004/08)
  • ISBN-10: 4167168847
  • ISBN-13: 978-4167168841
  • 発売日: 2004/08
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
源さんピンチ!

四巻では『かわせみ』で準主役の畝源三郎にいろんな意味でのピンチが訪れる「女難剣難」が秀逸。

その他に、盗賊が絡みスリリングな「山茶花は見た」、得体の知れない妊婦と旅の道連れが誰なのかが気になる「人は見かけに」、辻斬りの犯人に驚愕の「ぼてふり安」など、ワンパターンでない作品が8篇収録されている。

このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
ある娘の証言で盗賊一味が捕まった。だが、盗賊たちは島抜けをした。「証言した娘が危ない!」
娘への仕返しを恐れ、東吾たちは匿うことにしたのだが・・・。表題作「山茶花は見た」を含む
8編を収録。

表題作「山茶花は見た」は、人の思い込みを巧みに利用した話だった。人の言うことを簡単に
信じてしまってはいけないのは、今も昔も変わりないのかもしれない。「女難剣難」では、東吾の
友人の源三郎に縁談が持ち上がる。人の弱みに付け込むような手口には腹立たしさを感じた。
利用された源三郎が哀れだ。「鬼女」は、松本清張の「ゼロの焦点」を思い出させる話だった。
女は怖い!(笑)「ぼてふり安」は、父が自分の幸せを得るために娘を女郎に売る話だった。
当時そういうことがあるとは聞いていたが、やはりひどい話だと思う。父に売られたおいちが、
幸せな人生を歩めそうでよかった。
いつの世も人の欲望はきりがない。作者の描く人間模様を、これからも楽しみながら読んで
いきたい。
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形式:文庫
江戸の捕物帳シリーズです。

今回の事件は「女性」がキーワードの作品が多かったです。
女の恨みから端を発した事件、女泥棒、詐欺師など、江戸時代のたくましい女性像がみられます。

いつもながら、さわやかな季節描写は、日本人の美しい感性を感じます。
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