◎奥深い山登りの作法を この1冊ですべて習得!
“初心者以上マニア未満” 岩崎流山登り安心・悦楽 徹底ガイド
近くの山から富士山まで、ここ数年、山登りがブームとなっている。
定年後の趣味として登る人、ファッション感覚で登る人、山にパワーをもらうスピリチュアル効果を期待する人、
動機はさまざまだが、山の高低にかかわらず物見遊山では遭難事故にもつながりかねない。
山登りには必要最低限の心得が必要なのだ。
中高年登山のカリスマとして知られる著者が、初心者以上マニア未満の山登り愛好家に向け、
どこまでも実践的な安心・安全山登りの作法を徹底指南する。
◎著者より
南無阿弥陀仏と唱えれば、善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人をや。
これは親鸞の教えです。
南無阿弥陀仏と唱えていれば、往生できるというのですから、ありがたい教えです。
親鸞が凄いと思うのは、理屈なしで頭っから信じなさいと、
一般庶民に南無阿弥陀仏と唱えることをアドバイスし続けたことです。
山に登れば、元気になります。
ホントですよ。
そう、ぼくは、山に登れば元気になる、ということを言い続けようと思ったのです。
「自分自身の人生、自信を持って生きていますか」と問われて、
「もちろん」と答えられる人はこの先を読む必要はありません。
しかし、答えにつまった方、騙されたと思って山に登ってみませんか。
山に登れば元気になります。
自分を発見できます。
学べることがたくさんあります。
瞑想道場を主宰しているぼくの先輩が、教えてくれました。
山は禅の世界である、と。
人は、自我・自意識が働くと生命エネルギーを消耗するのだそうです。
生命エネルギーの補充は、無我・無意識のときになされる、とその先輩は説明してくれました。
健康な熟睡こそ、最高の無我・無意識のときなのですが、
今のストレス社会で安眠など得られようがないじゃありませんか。
座禅とか瞑想は、強制的に無我・無意識の状態を得ようという試みなのだと思います。
でも、それって、凡人にはちょっと難しい。
その点、山登りは、凡人向きの禅だと先輩は示唆してくれたのかな、と思っているのです。
山に登ると、息苦しいな、汗かいて嫌だな、体が重いな、来るんじゃなかったな、などと思いながら、
それでも交互に足を出し続けていると、いつしか頭が空っぽになっていきます。
知らず無我・無意識の状態になるのだそうです。
このとき、生命エネルギーが補充されます。
山に登った翌日、階段の登り下りも辛いほどに、太ももの筋肉がパンパンに張っていても、気持ちだけは元気いっぱい。
これって生命エネルギーが補充された証ではありませんか。
山に登ると、