気分がくさくさしているときに買って、見終わったときにはすっかり癒されていました。
信州の四季の美しい移り変わりの中で、まさに季節を料理される麗子さん。
気取りもない本当に自然体の印象で、これを見ると正直、他のお菓子・料理研究家の
「ナチュラル」とか「シンプル」とかって何だろう?!と思わされてしまいます。
この本を最初に買うのなら問題はない(←当たり前ですね)けれど、リメイクについて
ひとこと。
最近、題名を変えて、ちょっと手を入れて別の本のようにして出す手法が、この本に
限らず、文庫などでも横行しています。ひどい場合には、カバーだけ変えて、リメイクだと
いうことの注記すらごまかしのようにしてあります。
リメイクの断りがあり、改稿や写真の差し替えがあることも書いてありますので、
この本はそうした手法をとったもののなかでは、良心的な方でしょう。
しかし、こうした手法は、歳月が経っていればまだしも、決していいとは言えないと
思います。いずれ読者の信用を失うのは出版社自身です。猛省を期待します。
その点を考慮して、星一つ減らして四つ星にしました。