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山本七平の日本の歴史〈下〉 (B選書)
 
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山本七平の日本の歴史〈下〉 (B選書) [単行本]

山本 七平
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

1973年から22回に渡り『諸君!』に連載された、山本七平流日本人学の真髄とも言うべき未刊の作品「ベンダサン氏の日本歴史」を単行本化。後醍醐天皇を中心とする南北朝期と、夏目漱石の「こころ」から読み解く日本人論。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山本 七平
1921(大正10)年、東京に生まれる。42(昭和17)年、青山学院高等商業学部を卒業。44(昭和19)年太平洋戦争でマニラに上陸。45(昭和20)年フィリピンのカランパン捕虜収容所に将校として収容される。翌年12月31日最後の帰還船で九州、佐世保に到着。戦争中の栄養失調と多くの疾病によって生涯にわたり健康をそこなうことになる。58(昭和33)年、山本書店を創立。山本書店主として主に聖書関係の出版物の刊行を続けるかたわら、評論家としても活動。その日本人論は今も日本人の心をとらえている。91(平成3)年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 283ページ
  • 出版社: ビジネス社 (2005/02)
  • ISBN-10: 482841178X
  • ISBN-13: 978-4828411781
  • 発売日: 2005/02
  • 商品の寸法: 17.4 x 11.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
例えば皆さんは「天皇制」について次の様に考えた事はないでしょうか?
「何故、天皇は自ら政治を行なわないのだろう?」「何故、首相や昔の将軍は自ら天皇になろうとしなかったんだろう?」「そもそも権威を皇室が司り、実務は時の有力者が行なう制度って合理的と言えるか?」等々。本書は天皇制に対する「素人質問」(つまりは本質をついた質問)に対して、プロが「天皇制とは~である」と答えている数少ない良書です。日本の歴史を考える上で、深い考察においては「天皇とは?」との設問に答えておく必要があります。全日本人の基礎的素養として勧めます。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
(上巻のレビューの続き)
本書で著者は、南北朝期以前と以後で天皇制の質が変わったと述べている。そして、天皇登場以来、ずっと同じ天皇制が維持されているという単純な考えをとる人たちこそが、実は本当の皇国史観の持ち主だと指摘している箇所がある。

また、『神皇正統記』や『太平記』などの古典からの引用が、原文のまま多数登場する。

古典や、近代より前の歴史が不得手そうな本多勝一を相当意識して、著者は本書を書き上げたような気がするのだが、どうであろうか?
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
  「日本の歴史」といいながら、基本的には後醍醐天皇の南北朝と、夏目漱石の「こころ」という時空を超え、性質を異にする事象の比較をしている。

 この一見何の関係もないような比較を通じて、日本人のあるいは、天皇制の本質を示している。

 ただ、浅学非才の小生が言うのはおこがましいが、やはり、あまりにとっぴな比較の中から真実を引き出そうという試みは見事に成功しているように思えるけれども、他方、「この比較で日本の全てを論ずるのには無理があるのではないか」とも思えた。

 なお、私は、山本さんは、他人に対する個人的論評から超越した、思惟の人と考える。
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