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山岳遭難の構図―すべての事故には理由がある
 
 

山岳遭難の構図―すべての事故には理由がある [単行本]

青山 千彰
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

年間1,300件、死者250人にも及ぶ山の遭難。だが、これまで
事故の科学的な分析が行われてきたと言えるだろうか。遭難生還者による経験的
な説明にとどまっていたのではなかったか--。関西大学総合情報学部教授であ
り、日本山岳協会遭難対策常任委員の著者が豊富な事故データベースを駆使し、
ヒューマンエラー、道迷い、加齢など、さまざまな山岳遭難要因にスポットライ
トをあて、遭難の「迷宮」から脱出する「鍵」を提起している。毎年500人前
後が遭難している道迷い事故では、実際、道迷い実験を敢行。人がなぜ、どう
迷ってゆくかを指摘、その対処法を教えてくれる。山の専門誌「岳人」連載「山
の危機情報論」を大幅に改編、加筆--。

内容(「BOOK」データベースより)

ヒューマンエラー、道迷い事故、加齢問題など、さまざまな山岳遭難要因にスポットライトを当て、事故防止策を提言。

登録情報

  • 単行本: 157ページ
  • 出版社: 東京新聞出版局 (2007/01)
  • ISBN-10: 4808308614
  • ISBN-13: 978-4808308612
  • 発売日: 2007/01
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 381,315位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 人間と言う生き物の鳥瞰図です, 2008/7/12
レビュー対象商品: 山岳遭難の構図―すべての事故には理由がある (単行本)
遭難と謂うと重大事故なので滑落や雪崩、吹雪の中での凍死など
劇的なシーンを思い描き勝ちですが、
実は軽視され勝ちな転倒から‥と、転倒の時の傷害部位、程度や傾向が説明され
滑落時との違いなどが比較されて居て興味深いです。
多分、誰しも転倒直前の段階では事故の瀬戸際に居るとは思っていないし
遭難の心配はしていない。
ちょっと今日は疲れたな‥とかそんな長閑な感慨だけで、警戒心も希薄、
だが一瞬の転倒で遭難者となってしまう

遭難というタブーの口は、陰欝な冬山の吹雪の中だけに開いて居るのではなく
真昼の明るい日の中にこそ、そこ知れず開いて居るのだと気付けます。

また本書の中で、紙面を費やして説明されている、道迷い実験が興味深いです。
人間は道がくねくね曲がって居れば、普通に迷う生き物なのだと分かります。
天賦の方向感覚などと言うのは殆どの人に取ってファンタジーであって、
そんなものを期待すべきでも信じるべきでもなく、
スキルが必要なのだと よく分かります

スキル‥地図の読解能力
スキルのない人間は そこにある目印に 気付かないで過ぎてしまい 禍に遭います
目印を見付ける能力は 視力ではなく 経験と注意力、問題意識の有無です
少なくとも山は「誰かに連れられて登る」様な他力本願の叶う処ではないのだと
この本は気付かせてくれます

この本にドラマはないです
ドラマより重い 事実と謂う、統計の示す数字が 真実の一端を照らしてくれる本です
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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 必須バイブル, 2007/1/18
レビュー対象商品: 山岳遭難の構図―すべての事故には理由がある (単行本)
山岳遭難事故において我々が知らなかった盲点が多数、信頼のできるデータベースを元に山岳遭難事故研究の第一人者と言われる現職大学教授によって説明されている。この分野の書籍で、このように科学に基づいて書かれているものは今までなかったので非常に貴重な情報であった。山岳遭難事故に関心がある、あるいはこれから登山をするだけという方も是非入手すべき必須バイブルである。
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