山岳修験の現場である日本各地の霊山の修行の現場をコンパクトに纏めてある。
滋賀県の比叡山、和歌山県の高野山、奈良県の大峰山、山形県の出羽三山(かつては月山、羽黒山、葉山。現在は月山、羽黒山、湯殿山)、
福岡県、大分県にまたがる、英彦山、栃木県の日光山、富山県の立山、石川福井岐阜三県にまたがる白山、山梨静岡県境の富士山、
長野県の木曽御嶽、愛媛県の石鎚山、大分県の六郷満山。岩手県の早池峰山。
羽黒山の仏教側の夏峰の描写である。
「夏峰は現在から過去へと時間を逆行し。さらに過去から現在を飛び越して(体験せずに)未来へ赴く三世超越の行であった。
山中で体験する時間は現在から過去へ、過去から未来ヘと流れ、通常の過去現在未来の流れを断ち切って、
現世の秩序とは異なる時間の素行と超越を体験させる。大自然の中での(深山幽谷の気配の中での)空間と時間の独自の体験を通して
人間の身体が再構築される」()内レビュワー補足