本書は山小屋宿泊経験のない、特に女子登山者に判りやすく山小屋宿泊の段取りやルールを説明する漫画エッセイです。
女子特有の悩みにもきめ細かく解説があります。
宿泊登山といってもガッチリ装備を固めたハードな山行ばかりではなく、体力の無い人や初心者が山小屋に宿泊する意義についても力を入れて説明してあるので、登山経験≒ゼロ、鈴木みきさんの本を何冊か読んで「そんなに素敵なら近場の低山にいつか行ってみようかな…」程度の私でも興味深く読めました。
内容も面白いですが、ちょっとしたギャグや落ちが妙にツボにはまるのと、山ガール系エッセイのキャピキャピ(死語ですか?)したところがない、どちらかというとクールで突き放したような作風が気に入って、また他の本も読んでみたい気になります。