センター現代文を、対比や統合などの『七つの文章構造』の観点から見た本。“基礎編”で七つの論理構造を理解し使い方を覚える。また「平均+20点」のコーナーでは、センターが、『構造』をいかにして歪めて選択肢を作ってくるか(1/2公式などは必読!!!)、またいかに選択肢を構造的に見るかのテクニックを知ることができる。そして “ 実践問題演習編”では 基礎編で学んだ七つ道具を使って文章全体をみていく。読解力と解法の両面から現代文をみる数少ない名著だと思う。若干、矛盾や逆説や弁証などに限った解き方をしている感じがあるが、そもそも順接とか指示語をとらえるだけで解ける単純な問題はでもできる。むしろこういった視点を学ぶことこそが、現代文対策といえよう。センター現代文が苦手な人にとっては救世主になる可能性を秘めた良書なので、「船口系や出口系がピンとこない人」や、「模試などで本文を読んでいて迷子になるなぁと感じて、読解力を付けたいなと思う人」には最後の砦となろう。