質問:これの何処が文字化け日記なのでしょうか?「風雲ジャズ帖の逆襲」の中の日記なら「文字化け日記」と言うに値するでしょう。しかし「風雲」の中の日記は「文字化け」だけが取り得の作品でした。山下洋輔は何時からこんなつまらぬものを書くようになったのでしょうか。自慢話ばかりだし、登場人物は(交通事故の相手を除き)全て「良い人」ばかりで、何か修身の教科書を読んでいるような感じです。初期の本を書いた頃の気違いじみたパワーも毒も挑戦姿勢も洞察力も何も無く、厭味な臭さが目立つようになりました。多分、他からおだてられ、「自分は文章が上手いんじゃ〜」と妙に自信過剰になり、そっちの方の収入が増え始めたのと年齢の為に守りの体勢に入り、読者数が多い雑誌に書くようになったが為の処世術なのでしょう。確かにこの人は良くも悪くも頭の良い人であることは認めます。私は音楽は分からないので何も言える立場にありませんが、彼の本業のジャズピアノの方で同じようになっていなければ幸いなのですが・・・。その意味で本書は私にとってラストチャンスを与える為の作品だったのですが、結果は、残念ながらというか予想通りというか、ナンマンダブナンマンダブ。もう二度と再び山下洋輔の本を読むことはないでしょう。ひとりの読者を失ったってご本人何も感じないでしょうが、私と同じように感じている読者は結構いるんじゃないでしょうか? ご用心ご用心。