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属国の防衛革命
 
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属国の防衛革命 [単行本]

太田 述正 , 兵頭 二十八
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

元防衛省のキャリア官僚“防衛審議官”と熱狂的読者を擁する軍学者がラディカルに斬り込む刺激的国防論。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

太田 述正
1949年2月17日、三重県四日市市に生まれる。小学生時代、4年近くをエジプト・カイロで過ごす。東京都立日比谷高等学校を経て東京大学文科1類入学、東京大学法学部卒業後に防衛庁入庁。防衛庁時代に米スタンフォード大学(MBAと政治学修士取得)と英国防大学に留学。長官官房防衛審議官、仙台防衛施設局長等を歴任。2001年防衛庁を自ら退職し、第19回参議院議員通常選挙で比例代表候補として民主党から出馬したが落選。その後、いわゆる天下りをすることなく、国際時事評論家としてコラムの執筆を中心に活動をしている

兵頭 二十八
昭和57年1月、陸上自衛隊・東部方面隊に入隊。昭和59年1月、北部方面隊を任期満了除隊。平成2年3月、東京工業大学・理工学研究科・社会工学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 232ページ
  • 出版社: 光人社 (2008/9/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 476981402X
  • ISBN-13: 978-4769814023
  • 発売日: 2008/9/19
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
本著の構成は、兵頭氏による書下ろしパートと太田氏の主宰するコラム(メルマガ)
で過去に発表されたパートの混合体である。
太田氏のパートは、兵頭氏サイドで編集・リタッチされたものを太田氏がさいごに補訂
したものであり、またテーマの選択には太田氏自身は関与していない。
(最終段階で、出版サイドの都合で見送られてしまったテーマがあったようである。
興味のある方は太田氏のコラムから探してみるとよいだろう。掲載されなかったのが至極残念だ)

日本はみずから望んで米国の属国になっているという太田氏の「属国論」が最初に来ており、
個人的には、これがまず本著を貫く共通基盤なのだろうと認識した。
内容は
太田パートはその後、政権交代の重要性・米国によるカナダ併呑・民主主義インド・イスラム圏世俗化の可能性・移民大量受け入れの効用・北方領土返還要求は無理筋、兵頭パートは核武装「後」日本・米ケネディ政権と日本核武装・対China(支)戦略・敗戦後日本の軍事出版史〜という流れ
となっている。
自前の諜報機関もスパイ防止法さえ皆無の、属国状態の日本が警戒すべきは、移民の取り扱い
と思われる。買弁勢力が跳梁し、一面的な見方しかしない既存マスコミがミスリードする
中ではまともな議論は尽くされぬだろう。この共著でも両著者から異なる問題提起がされる。

太田氏は英国を例に挙げ、移民は常に英国の文化と経済の活力源となっており、
日本も単純労働者の受け入れは行わない方針は堅持しつつ、専門的・技術的な在留資格拡大
を図って外国人労働者の大量受け入れを増やすべき、としている。
(ちなみに太田氏は、イスラム教徒について興味深い評価をしているが、中共・朝鮮・台湾系
にはそうした障害はないとお考えのようだ)

いっぽう兵頭氏は日本への移民では中共・半島系が大多数になると想定しているのだろう。
人民解放軍の正面装備などより、移民そのものの内部浸透力や彼等の持つ資質こそが脅威であると、
論じている。中共については通常兵器は論じるに足らぬ、核が問題と以前から仰っていたが、
核プラス、その文化的ソフトパワーこそが脅威であるとその精度は最近増している。

日本は米国の属国なのだ、それは是正せねばならぬという現状認識が国民に浸透しなければ
絶対平和主義という怠惰は死に至る病となるだろう。
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形式:単行本
 「日本は米国の属国である」という前提で話が進みます。その上で日本が如何に自立するかを考える論考が載せられています。太田述正氏の論考はご自身のブログで過去に掲載されていたものなので、太田氏のブログ読者の方にとっては目新しいものはありません。
 兵頭氏の論考のうち、戦後の軍事本出版史は秀逸です。これだけを読むという読み方もアリでしょう。この論考は今後の読書の指標になると思います。
【おススメな人】 いろいろな軍事関係の本を知りたい方、探したい方
【おススメでない人】熱烈な愛国心をお持ちの方
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
兵頭二十八氏が太田述正氏の既出のエッセイを選び出し、共著に仕上げた論文集です。

おおまかに日本属国論+アジア文化論+戦後日本軍事出版史という内容です。

太田氏は吉田茂ドクトリンを批判しながら「日本の安全保障はそもそも不在である」という日本属国論を展開します。
インド分析・イスラム世俗化論も興味深いものでした。

兵頭氏は日米戦後外交史をひも解きながら核兵器を論じています。ページ数は限られていますが核兵器の実像に迫っており、新しい視点を与えられました。
同じく兵頭氏の、巻末の戦後軍事出版史も出色です。軍事資料の読書ガイドとして有用でしょう。

本書は、具体的な情報を挙げてラディカルな問いを投げかける論文集です。必ずしも入門書ではありませんが、共著者のお二人に興味がある方にはオススメです。
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