原作が非常に良くできた小説なので、少なくともつまらないことはないだろうと思って購入した。
原作を超えるほどの面白さではないが、漫画として十二分に面白かった。
【良い点】
・概ね原作に忠実なストーリー
→予想していたよりも、はるかに原作に忠実だった(夏野の件以外)
・背景の絵
→村の陰鬱な雰囲気をよく表している。
これが軽いタッチの背景だと、『屍鬼』の世界観とそぐわないと思うので、この背景の雰囲気は重要だと個人的に思う。
・キャラのデザインが非常に個性的
→最初は面食らった。賛否両論がありそうだが、登場人物の数が80人ぐらいいるので、
これくらいはっきりと個性がつけられているほうが、読み手としては助かる。
・ときおり混ざるギャグ
→作中にギャグもあるときき、心配だったが、実際に読んでみたら普通に笑ってしまった。
【悪い点】
悪いというか、やはり心配なのは夏野の件である。
吉とでるか凶とでるか。
まあ、総じて面白かったです。
個人的には、原作で、衝撃的ではあったが綺麗に死んでいった夏野よりも、
無慈悲に殺された某少年の方に救いが欲しかったところだが、
それは全くの私情です。