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屍鬼〈下〉
 
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屍鬼〈下〉 [単行本]

小野 不由美
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

村は死の中に弧絶している―忍び寄る死者の群。息を潜め、闇を窺う村人たち。恐怖と疑心が頂点に達した時、血と炎に染められた凄惨な夜の幕が開く。

内容(「MARC」データベースより)

尋常でないなにかが起こっている-。忍び寄る死者の群。息を潜め、闇を窺う村人たち。恐怖と疑心が頂点に達した時、血と炎に染められた凄惨な夜の幕が開く…。書き下ろし長編小説。

登録情報

  • 単行本: 726ページ
  • 出版社: 新潮社 (1998/09)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4103970030
  • ISBN-13: 978-4103970033
  • 発売日: 1998/09
  • 商品の寸法: 20 x 14.4 x 4.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 140,247位 (本のベストセラーを見る)
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本当におもしろかったです。心から。
上下巻に分かれていますが、上巻は(あれだけの厚さをもっても)序章にすぎません。本番はこの下巻から!

上巻の途中まで、タイトルの「屍鬼」というのが何を指すのかわからず、それゆえに怖かったです。伝染病なのか、タタリなのか、化け物なのか。実体があるのか、ないのか。「よくわからない」というところが恐怖を煽ります。

「屍鬼」の正体が明らかになった下巻では上巻とは違い、様々なことを考えさせられます。善悪の区別とは何なのか?人間側から見る善悪と、屍鬼側から見る善悪、そして第三者として神が存在するなら、何故屍鬼という生き物が存在するのか。「生きる」という根本的なことはどういうことなのか。この「屍鬼」という物語はただのホラーやミ!ステリーものとは違い、色々な意味で深い話です。
人間一人一人、屍鬼一人一人の想いや生き方も鮮明に描かれ、切なくてやりきれない場面もいくつもあります。
「外場」という小さな村が舞台の話ですが、物語自体は壮大な話だと思います。長いのが難と言えば難で、とっつきにくいのですが、逆にだからこその良さがあります。ぜひ一度読んでみてください。後悔はしないはずです。

この話を読んで、改めて小野不由美氏のすごさを思いました。

このレビューは参考になりましたか?
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 ページをめくると最初にTo 'Salem's Lotとあるように、これはかのスティーヴン・キング氏のホラー小説「呪われた町」(原題'Salem's Lot)を、設定の詳細が若干違うものの、ほぼ同じストーリー展開で、舞台を日本の田舎町にしただけなのですが、そこは小野不由美さんの驚愕すべく筆力、本家よりも日本人に合わせた作りで、同じ話ながらまったく別物のような物語に仕上ています。
 これは凄いことです。はっきり言うと本家のイミテーションなのですが、本物よりも輝いているという、とてつもなく厄介な傑作です。
 確かに長い。2段詰めで目いっぱい書き込み、総ページ数は約1700ページの驚嘆するほどの長さ。重厚な物語にものすごい描きこみのため、スローテンポで進む物語に本書を投げ出したくなる人もいると思いますが、あせらずゆっくり読み進んでください。後半物語が動き始めると、もう怒涛のごとくの展開です。ものすごく恐ろしい話です。これを読むと本当に恐ろしいのは人間なんだなあと、改めて実感します。
 「十二国記」で知られる小野不由美さんの渾身の力作です。私の生涯ベストテンの一つの小説です。その分厚さに圧倒されること無く、一回読んでほしい作品ですね。

 それにしても分厚い本です。上巻約700g、下巻約800g、あわせて1.5kg・・・・。鉄アレイ替わりになるなこれは(笑)。その重さに見合うだけの小説なので、いろんな重さにめげずがんばって読み進めましょう。きっと後悔はしませんから。

このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
上巻のテンポと比較して、下巻のテンポはスピードアップし、後半でその臨界点を迎える。まるで白い半紙がじわじわと、血液を吸い上げて紙が赤く染まっていくかのように、村が汚染され、村民が一人、また一人と亡くなっていく。白い半紙がほとんど赤く染まりかけた時、快哉の声を上げたのは汚染者たちなのか、村民なのか?

怖い怖いと言うだけで、起こっている現象から目も耳も塞いだ村民たち。起こっている事実から目を背けることが、決して事実の解決にはならず、逃げの姿勢が逆に大惨事の拡大に手を貸すことになるということを、本書ではその恐ろしさを、闇夜の足音のように忍びやかに、そして精密に見事に表現してあります。

この作品は本当にお勧めです。ただ長文に慣れていない方は、上巻のスローテンポはちょっと苦しいかもしれません。
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最近のカスタマーレビュー
期待度高すぎか
上巻をかなり期待して読んだのですが、村人紹介で終わってしまってがっかり。せっかく読みだしたのだからと気を取り直して読んだ下巻は、まあまあドラマもあって、読みやすか... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: きよ子
つまらなかった。
読んだ時間を返してほしい。
評価が高いのが不思議です。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/12 投稿者: ぺちゃ
もっともっと
テンポよく話を進めてもらったほうが、より怖さを感じる事が出来たのではないかなぁ?
上下巻読むのは・・・正直、長過ぎて苦しかった。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/2 投稿者: ラーメン二郎
ハマる
今から11年前この本が発売され、この本で読書感想文を書いた小学6年だった娘がこの3月大学卒業しました。女房もハマってしまい、私も読み込みました。図書館の本くらい、... 続きを読む
投稿日: 2009/4/2 投稿者: naka3
著作に共通するセックス的要素の排除
... 続きを読む
投稿日: 2008/9/19 投稿者: ホレイシア
屍鬼(下)
この内容なら1/3の長さで書けたと思う。
大の大人の感傷的な議論(おしゃべり)が無限に繰り返されていた印象。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/6 投稿者: hanamaru子
勧善懲悪路線を
展開し、人間側がゾンビを掃討して大団円、ぱちぱちぱち、てな話を
小野さんが書く訳がない。挿入される静信の小説はまどろっこしいが... 続きを読む
投稿日: 2007/3/21 投稿者: ディクシー
人間的な感情を持ったバンパイア“屍鬼”
文庫版で5分冊にもなっているこの長い小説を発行当時のハードカバー(上巻・下巻)で読んだ。... 続きを読む
投稿日: 2005/12/13 投稿者: Wakaba-Mark
浸りきれない感傷.
最後まで一気に読ませる筆力はさすがと言える。面白かった。ひとつの地域の中心にある人物が自らに所与のものとして与えられた役割をどう受け止めるのか、その心の過程を描い... 続きを読む
投稿日: 2005/8/4 投稿者: ringcall
前半戦に比べ、グダグダ。
書くのに疲れてしまったのかな?

前半の深深とした怖さとは打って変わって、... 続きを読む

投稿日: 2005/4/28 投稿者: miya
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正直言ってつまんなかった 0 2010/02/12
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