ここの所の様々なミステリー賞の受賞作を見てみると、『面白い作品、または才能ある作家の発掘』ではなく『テレビドラマにしやすい設定とキャラ立ち』を重要視しているように思われる。
『毒舌執事とノータリンお嬢』なんてストーリーはゴミ箱レベルだけど、キャラ立ちと設定だけはアニメやドラマにしやすそうだな。そう思っていたら案の定ドラマに。
これもそう。ストーリーはライトノベルよりヤバい。
今や選考基準が『いかにドラマ屋に売り込み易いか』になってんじゃないかと疑ってしまう。
『視聴ターゲットは女子高生。奴らは矛盾や穴なんて気にしないから楽』『学園青春もの』『キャラ立てしやすい奇抜な設定』『安く雇える若い俳優』『CG無しで安上がりに』『ストーリーはアレだから、設定だけいただいて局お抱えの安いライターにリライトさせる』
こんなフレーズが飛び交う会議室が透けて見える。
彼らは『ミステリ賞印』に金銭的価値を付けて、『ミステリ賞印』でマージンを稼ぐテレビ局への番組企画の持ち込み業者になりたいんだろとしか思えない。