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居酒屋ほろ酔い考現学
 
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居酒屋ほろ酔い考現学 [単行本]

橋本 健二
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

縄のれんの向こうに日本のいまが見える。

階級論でおなじみの社会学者が、杯を重ねながら東京の町を歩く。
酒好き必読、薀蓄満載の居酒屋学。著者厳選30店のデータ収録。

内容(「BOOK」データベースより)

階級論でおなじみの社会学者が、杯を重ねながら東京の町を歩く。酒好き必読、薀蓄満載の居酒屋学。著者厳選30店のデータ収録。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: 毎日新聞社 (2008/6/28)
  • ISBN-10: 4620318868
  • ISBN-13: 978-4620318868
  • 発売日: 2008/6/28
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By GR8ER VINE™ メンバー
形式:単行本
考現学とは現代の都市住民の行動などについて研究する学問であり、考古学に対応した造語のこと。

恥ずかしながらこの本を読むまで「考現学」がいかなるものか知りませんでした。

この本は居酒屋をその考現学の側面から分析したものであり、決して居酒屋のガイドブックではありません。
けれど居酒屋を愛してやまない著者の「誰でも普通に居酒屋に行けないようになってしまった国」を憂う気持ちには大いに共感を覚えます。
個人的に、正当な競争によって生じた格差そのものを決して悪いとは思いませんが、しかし国や政治はすべての国民が安心して生活できるレベルを保障する義務があるはずです。
その意味で、底辺の人々がもがき苦しむような現代のあり方に疑問を呈する著者の主張は極めてもっともであると言えましょう。

そもそも飲酒文化自体が衰退しつつあるという現状があるにせよ、誰もがちょっと飲みたいな、と思った時に財布の中身を案ずることなく気軽に居酒屋に行ける程度の生活レベルを維持できる社会になって欲しいと私も思います。
じゃなきゃ何のために生まれて来たのか分からないじゃない。
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形式:単行本
「盛り場」に興味があり、その過程で見つけた本です。

見つけた時には「どうせ、飲み歩きの好きなおっちゃんが書いたただのエッセイでしょ?」と思っていましたが、
非常にしっかりした先生が書かれている本であり、しかも内容が非常に面白いのでお勧めしたいと思います。

社会学などで盛り場や都市論、消費社会などを勉強されている方には非常に参考になるものであり、飲み歩きのすきな方が、
いつもの居酒屋をちょっと違った視点で見るきっかけになる本だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
By ソコツ トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
居酒屋の今昔を語ることを通して日本社会の行く末を考える本。あくまでも「学」であるため各種文献や統計に依拠しながら議論が進むのだが、そこに著者の実体験に基づく話が適宜加わり非常に実感がわきやすく読みやすい作品となっている。地位や肩書きを度外視してあらゆる人々が飲み仲間になれる大衆居酒屋という場の素晴らしさを称えつつ、都市下層の「やきとり屋」から戦後のヤミ市を経由して形成されてきたその歴史を探り、下町/山の手の文化的差異を検討し、格差社会における居酒屋や飲酒文化の危機と展望を論じる。店舗紹介もあるが、基本的にはエッセイ風の日本社会/文化論なので、ちょっと知的に居酒屋を捉えたい人向けの著書であると思う。戦後日本が達成した「民酒主義」を守護しようと熱論する著者のスタンスには、私は大いに共感した。
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