一言で表せば復刻本。内容はそこから大差なく、記事の改訂や写真の追加が僅かにある程度。
元になっているのは「あとがき」にもありますが13年前の朝日ソノラマ刊で、それを所有している私としては今回の物は買わなくてもいいかな・・・と。
しかし購入。動機は、先に書きました“僅かな”追加。朝日ソノラマ版や、文林堂「写真史302空」にも無かった写真がありました。
追加の記事の内容にも初見のものがありました。
さらに些細なことながら、製本がしっかりしていること。ま、普通ですが。何故か朝日ソノラマ刊の渡辺洋二作品は製本があまく、平綴じの糊が剥がれ易いのです。
さて内容ですが、『雷電』が好きな人には必須、そうでもない人はこれ一冊でたくさん。
局地戦闘機が生まれた素地、『雷電』が生まれた背景、そして局地戦闘機を求めた人たちが、あらためて『雷電』に求めたもの、彼らとそして『雷電』はどのように戦っていたのか。
そういったことがよくわかります。
私が所有する旧海軍関連書籍の中で、随一の派手な表紙もいいです。
因みに、朝日ソノラマは廃刊。