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局地戦闘機「雷電」 (文春文庫)
 
 

局地戦闘機「雷電」 (文春文庫) [文庫]

渡辺 洋二
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

B‐29対雷電の戦い。来襲する敵機撃退のために作られた「雷電」と戦士たちの奮戦記。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「MARC」データベースより)

操縦がしやすく万人向けであった「零戦」に対し、強力なかわりにクセも強い、プロのための戦闘機「雷電」。敵機撃退のために作られた「雷電」と戦士たちの奮戦を描く。1992年刊の増補版。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 367ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2005/7/8)
  • ISBN-10: 4167249138
  • ISBN-13: 978-4167249137
  • 発売日: 2005/7/8
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
一言で表せば復刻本。内容はそこから大差なく、記事の改訂や写真の追加が僅かにある程度。
元になっているのは「あとがき」にもありますが13年前の朝日ソノラマ刊で、それを所有している私としては今回の物は買わなくてもいいかな・・・と。
しかし購入。動機は、先に書きました“僅かな”追加。朝日ソノラマ版や、文林堂「写真史302空」にも無かった写真がありました。
追加の記事の内容にも初見のものがありました。
さらに些細なことながら、製本がしっかりしていること。ま、普通ですが。何故か朝日ソノラマ刊の渡辺洋二作品は製本があまく、平綴じの糊が剥がれ易いのです。

さて内容ですが、『雷電』が好きな人には必須、そうでもない人はこれ一冊でたくさん。
局地戦闘機が生まれた素地、『雷電』が生まれた背景、そして局地戦闘機を求めた人たちが、あらためて『雷電』に求めたもの、彼らとそして『雷電』はどのように戦っていたのか。
そういったことがよくわかります。
私が所有する旧海軍関連書籍の中で、随一の派手な表紙もいいです。

因みに、朝日ソノラマは廃刊。

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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
日本海軍機ファンにはおなじみの乙戦の生涯が、取材・調査に定評のある著者によって詳細に描かれる。本書は、五度目の改訂版で、「最終版」である。

用兵側(殊に航空本部)の無定見さ、エンジン不調に代表される工業力の低さの中にあって、努力を重ねる設計者たちの姿、万能機零戦のあまりの使いやすさから、搭乗員に敬遠されてしまいがちながら、十二分に邀撃機として使用した部隊など、雷電を中心に数々の興味深いエピソードを紹介する著者の筆力には、毎度のことながら驚かされる。

なお、著者は、搭乗員だけではなく、整備員にも焦点を当てる。戦争で戦ったのは整備員も同じである。著者は、他の著書でも多くの整備員に触れているが、これらも貴重な証言である。

いくつものエピソードの中から次の話は、様々に考えさせられた。

終戦の八月十五日早朝、米海軍機が関東地方に来襲。蔵元善兼中尉は、雷電で発進し、空戦を求めて消えていった。玉音放送の後、雷電内で操縦桿を握ったまま土中に埋まった中尉の遺体が見つかる。

中尉は、この日が降伏の日であることを知りつつ、「今日あがったら、降りてくるのがいやだなあ」と話していたという。

この心情を我々はどのように受け止めるべなのだろう?

ところで、氏の著書は、多くの人名が登場するのはいつものことなのだが、できれば人名索引を付けてほしいと思っているのは、私だけではないだろう。

もっとも、雷電は、実働期間も短く、配備部隊も少なかったので、本書程度だと、索引無しでも何とかなる。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:文庫
雷電の開発の歴史だけでなく、その後の利用のされ方や歴史背景、戦士たちの思いも十分に書かれた本でした。

普通乗用車が普及していると、ダンプカーやスポーツカーは乗りにくくて嫌われてしまう。乗りやすい零戦が一般的であったために、局地戦闘機「雷電」は嫌われた。しかし技術の壁は超えられない。

それでも最後の方ではそれなりに能力を認められるが、やはり技術力がないし、工場労働者の質の低下が問題となる。

そんなジレンマがよく伝わってくる本でした。
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