尾木ママは人の心をつかむのがうまいです。この本でもはじめのほうに「尾木ママキャラ」を立たせたさんまの話がでてきます。そこでこの本の先に何が書いてあるか楽しみにさせてくれます。
「ほんまでっか!?TV」で見せた出演者へのつっこみを通じてさんまが示した思いやりと愛について語り、尾木さんはさんまの欠点をも暖かく包みこんで持ち味に変えてしまう術という意味で書いてます。
弟さんの話は涙が出ました。幼い頃は兄である尾木さんの後ろを常に追うような性格だったのに、脱サラをして兄貴の本を出版しようと会社を立ち上げたというのです。しかし、悲劇がまってました。白血病で亡くなってしまうのです。尾木さんはそれが一つのきっかけとなり教師を辞めたそうです。
お父さんやお母さんの話も出てきます。気象庁の公務員だったお父さんは大雨のなかを深夜でも気象台の庁舎へ向かったそうです。その姿を誇らしいと感じて育ったといいます。
お母さんは賢いしっかり者だったようで尾木さんに「教師が向いてるよ」とアドバイスをしてくれたといいます。
気分転換にはアロマを!、無駄とみえることでもゆとりにつながる、何才でも巻き返しができる、この本を読んでいる今が読者であるあなたにとっては一番若いときではないですかと説いていきます。
そのほかにもメモして記憶にとどめておきたいことがありました。
・賞賛は素直にうけとめるべし
・ほめられ上手になれ
・おしゃれを他人と関係をつくるツールにもなる
・待つことは信頼につながる。親子関係だけでなく友達関係でもそれは有効な対処である。
・何事も丁寧に。信頼につながる。
・でも、だって、どうせは口にするな 等々
読めば、自分も凹でいられないなと思わせてくれる本当にいい本です。