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尾張春風伝〈下〉 (幻冬舎文庫)
 
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尾張春風伝〈下〉 (幻冬舎文庫) [文庫]

清水 義範
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

厳しい倹約を求めた享保の改革で知られる吉宗。その名将軍に真っ向から挑み、欲望を肯定した政治で庶民から大コ采を浴びた尾張七代藩主、徳川宗春の痛快、爽快な生涯を描く本格時代小説。

内容(「BOOK」データベースより)

先例や、頭の固い老臣の言うことなどは無視する。尻込みした為政者になるのはつまらない―。名将軍・吉宗の最大のライバル・徳川宗春は、1730年、三十五歳にして思いも寄らぬ経緯から尾張藩主の座につき、様々な経済活性化政策を打ち出した。まずは生きる上に楽しみがあってこその人生、と民の欲望や自由を認め、各々の意識改革を目論んだ。

登録情報

  • 文庫: 438ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2000/08)
  • ISBN-10: 4344400135
  • ISBN-13: 978-4344400139
  • 発売日: 2000/08
  • 商品の寸法: 15 x 10 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 周一
形式:文庫
 「名古屋をこの世の極楽に」
 尾張藩主、徳川宗春の物語(下巻)です。
  
 粋で、ファッションにはうるさく、かぶいたものが大好き。
 執着のないカラリとした気持ちの良い個人の生き様。
 御三家筆頭の大大名という雲上の身分ながら、
 時の将軍と対峙することになっても独自の政治思想を持って本まで出版し、
 人間の欲望を認めてそのうえで、国を民を治めようとした奮闘、
 苦心が伝わってきます。
 
 生涯日の目を見ないであろう部屋住みの身分、
 そこから幸運にも小藩の藩主へ、
 そしてまったく思いもかけず尾張藩第七代藩主へ
 
 でもどんな境遇でも、
 そこでやれることをめいっぱいやってやろう、楽しもう。
 個人的には、そういうところに一番共感しました。

 筆者のくだけた語り口はとても親しみやすく、
 最近はあまり見かけない(と思う)、
 われらが通春様は〜という書き出しが逆に新鮮でした。
 
 松平通春18才、憧れの江戸への旅立ちからはじまった壮大な一代記。
 最後は思わず名残惜しくなってしまいました。
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