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尻啖え孫市 (講談社文庫 し 1-6)
 
 

尻啖え孫市 (講談社文庫 し 1-6) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

鉄砲は名人、女好きは日本一。スケールの大きい戦国武士のうちでも、とりわけ異彩を放つ雑賀孫市。藤吉郎との奇妙な友情のうちに、紀州雑賀衆の頭目として鉄砲の腕にもの言わせ、無敵の信長にみごと“尻啖(しりくら)わせた”痛快さ!戦国の世を縦横に生きた奇男児の豪快な一生を描く、著者会心の長編。


登録情報

  • 文庫: 671ページ
  • 出版社: 講談社 (1974/5/15)
  • ISBN-10: 4061312421
  • ISBN-13: 978-4061312425
  • 発売日: 1974/5/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 215,204位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 小説家司馬遼太郎の真髄, 2003/11/21
本書の主人公は紀州雑賀の傭兵集団の頭領である雑賀孫市(本名:鈴木重秀)。
孫市の立場を通して戦国期を描いているため、"鉄砲伝来による戦争形態の変化"と"浄土真宗の爆発的な普及による市民の精神の変化"の2点が主題となっています。

歴史家司馬遼太郎としては戦国日本の地殻変動的な変化を描くにあたり、孫市という人物はまさにうってつけで、その試みも見事に成功しています。ですが、本書に関しては歴史家よりも小説家としての司馬遼太郎の魅力が最大限に発揮されていると思います。

孫市の天衣無縫な振る舞いや人生哲学。鉄砲による激しい火力戦、日本初の一神教がもたらした市民の精神の激変など、全編を通して人物や時代背景が見事に描かれ、エネルギーに満ち溢れています。
中でも、クライマックスの雑賀衆と織田軍の戦いは圧巻です。

念仏を唱えながら死を恐れずに戦う一向宗門徒たちが織田軍とぶつかる様子は物凄い迫力で、読んでいて頭に映像や音が浮かび上がってくるほどでした。

司馬遼太郎の小説家としての才能が如何なく発揮されている、本当に読み応えのある一冊です。戦国期の激動を感じたい人はぜひ読んでみてください。

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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 痛快, 2007/6/13
By 
鈴木純一 (マサチューセッツ州ボストン) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 尻啖え孫市 (講談社文庫 し 1-6) (文庫)
鉄砲傭兵集団「雑賀党」の首領鈴木重秀(雑賀孫市)の話。ここまで信長の頭を悩ませることがなければ長篠の合戦もなかったのではないかと思えてくる。最初から最後まで痛快の一言。本願寺の実態が描かれているのが非常に興味深く、孫市と木下藤吉郎の友情はフィクションながら楽しめた。
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 豪快に!シンプルに!, 2005/8/30
レビュー対象商品: 尻啖え孫市 (講談社文庫 し 1-6) (文庫)
戦国時代、誰もが恐れた日本最大の鉄砲集団『雑賀党』
どの大名にも属さず、要請があっても相手が気に入らなければ
参戦しないが、味方した陣は苦もなく勝利をおさめることができる
というから、甚だ扱いにくい。 
その武力集団を率いる雑賀家御曹司の孫市
“寄らば大樹の陰”といった日和見的な態度をとる大名や、
宗教にのめりこみ“現世”を直視しない民衆を尻目に、
権力に屈せず 宗教にも頼らず、己の魂を信じて野太く生きていく姿は痛快です。
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