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尻啖え孫市 新装版(下) (角川文庫)
 
 

尻啖え孫市 新装版(下) (角川文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

木下藤吉郎に請われ、織田勢に荷担した孫市だったが、「信長にだまされた」と飛び出し、なんと信長最大の敵・石山本願寺の侍大将を引き受ける。信長に「尻啖わせ」、戦国を駆け抜けた快男児を活写する痛快長編。

内容(「BOOK」データベースより)

木下藤吉郎に請われいったんは信長に加担した孫市だったが、騙されたと知り紀州・雑賀へと帰った。図らずも憧れの姫君と再会し、今度はなんと信長最大の敵・石山本願寺に味方するよう懇請される。藤吉郎との奇妙な友情も通わせながら、孫市率いる雑賀衆三千の鉄砲が信長勢に火を噴いた!生来の楽天主義と無敵の鉄砲で、信長に見事「尻啖わせた」男の魅力を圧倒的な面白さで描く司馬文学の傑作。文字が大きく読みやすい新装版。

登録情報

  • 文庫: 414ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング; 改版;新装版 (2008/9/25)
  • ISBN-10: 4041290139
  • ISBN-13: 978-4041290132
  • 発売日: 2008/9/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 214,832位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
愛すべき孫一 2009/6/22
By えり
形式:文庫|Amazonが確認した購入
下巻では雑賀孫一が本願寺に組した経緯から始まり,その後の彼の奮闘ぶりが描かれる.上巻同様,読んでいて本当に気持ちいい.
題名からして本書は“孫一ファン”が手に取る書だと思われる.作者の司馬遼太郎氏は(偉大なる文学者としては当然のことなのかもしれないが),見事にそのことを理解して筆を進めている.孫一が使っていたとされる陣貝は『和歌山市内矢ノ宮神社の社宝』,後世の水戸徳川家に仕えた雑賀家は『孫一の血を分けた子ども』,戦乱の中で歩けなくなった孫一の姿を謡ったものが『紀伊和歌山の郷土民謡』・・・.そのことを教えてくれるだけでも,風吹峠の粉河寺にてわずか40歳で謎の死(残念ながら,おそらくは暗殺された)を遂げた孫一を愛する読者にとっては,溜飲が下がる思いがする.
本書を手にして後悔することは決して無い.孫一を愛する人であっても,信長に敵対した者を知りたいという人であっても,読了感は爽快であろう.
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形式:文庫
司馬の初期の歴史小説です。気軽に読める作品。
主人公は紀伊の国の「鉄砲大名」雑賀孫市、別名鈴木重治。
破天荒で女好き、故郷ほとんど浄土真宗の教徒となっても
自らは束縛を嫌い自由に生きた爽快な人物像を、瑞々しく
軽快に描いていきます。
戦国中期で伝記も少ない人物であり、相当に司馬の脚色が
入っていると思いますが、天下人目前の信長をさんざんに
苦しめ続けた軍事的才能がいかんなく発揮されるさまは、
まさに痛快の一言。題名にもなった「尻でも啖え」の口癖
も、孫市の漢(オトコ)ぶりをよく表しています。
下巻は、石山本願寺の軍事参謀となった孫市が、巨大な
兵力をもつ信長軍を破りに破るところが読みどころ。
その最期も、孫市らしいもので、哀しさよりもさわやかさが
印象に残ります。
「国盗り物語」もそうですが、戦国中期の動乱期の大名を
描かせると司馬の筆致は生き生きと感じます。
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