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就活のバカヤロー (光文社新書)
 
 

就活のバカヤロー (光文社新書) [新書]

大沢 仁 , 石渡 嶺司
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (48件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

◆就職活動は大いなる茶番劇だ!

 就職活動(通称「就活」)をテーマに、企業の人事や大学の教職員、就活中の大学生らに徹底取材したあと、腹の底から出てきたのがこのひと言だ。

 「企業と社会の未来をつくる行為」「学生個々人が未来に向けて大きな一歩を踏み出す行為」であったはずの就職活動は、いまや騙し合い、憎しみ合いの様相を呈し、嫌悪感と倦怠感が渦巻く茶番劇に成り下がった。
 さて、いったい誰が悪いのか? 

内容(「BOOK」データベースより)

就職活動(通称「就活」)をテーマに、企業の人事や大学の教職員、就活中の大学生らに徹底取材したあと、腹の底から出てきたのがこのひと言だ。「私は納豆のようにねばり強い人間です」と、決まり文句を連呼する“納豆学生”、「企業は教育の邪魔をするな」と叫ぶわりに、就職実績をやたらと気にする“崖っぷち大学”、営業のことを「コンサルティング営業」と言い換えてまで人材を獲得しようとする“ブラック企業”―「企業と社会の未来をつくる行為」「学生個々人が未来に向けて大きな一歩を踏み出す行為」であったはずの就職活動は、いまや騙し合い、憎しみ合いの様相を呈し、嫌悪感と倦怠感が渦巻く茶番劇に成り下がった。さて、いったい誰が悪いのか。

登録情報

  • 新書: 280ページ
  • 出版社: 光文社 (2008/11/14)
  • ISBN-10: 4334034810
  • ISBN-13: 978-4334034818
  • 発売日: 2008/11/14
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (48件のカスタマーレビュー)
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34 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 で?, 2010/9/12
By 
社長 (神奈川県) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 就活のバカヤロー (光文社新書) (新書)
本書の冒頭部分に著者自ら本書の読書対象を掲載している
大学生・若手社会人・親世代・企業の人事・大学教職員とのことだが、これら対象に有用な情報かというと得られるものは少ない
就活本によくみられる一面の対象(たとえば就活前や就活中の大学生)向けに書かれたものではなく、大学生(就活生)・企業・就職情報会社といった三面からそれぞれの側の生の声で構成している点は評価できるが、裏を返すと本書はそれだけともいえる
三者各々に対する取材内容がどうかというと概して薄いものだし、誰しも聞いたことがある内容の切り貼りのように感じてしまったのは私だけだろうか

本レビューにおいて思わず「で?」という声をまずあげてしまったのは、著者らが現在の就活事情について各対象に”気持ち悪い”と感じていることは伝わったが、肝腎の「ではどうするのがよいか?」といった著者ら自身の主張が何も述べられていない
「体系的で、具体的な解決策は本書ではあえて提示していない」(p.271)
・・・らしいが、言い訳であろう
言いたい放題ケチをつけるのは簡単だが、解決策を提示することは難しい
たしかに現在の日本の就活問題は終身雇用・年功序列が崩壊した中でも新卒採用最重視し続ける(あるいはせざるえないのか?)企業、またそこにパラサイトする就職情報会社、かつそれに積極的であれ仕方なくであれ乗っかった(それこそ乗っかからざるを得ない)大学生が絡み合った構造上の問題であり、解決策を提示すること自体が非常に難しいことはわからないでもない
ただ私が思うに就活の構造上の問題については著者らに偉そうに問題提起いただかなくてもおそらく多くの方は気づいているし分かっていることだろう
であるからこそ、本書は一読の価値ありとは言い難いのである

ただ現在若手社会人の範疇にいる私としては数年前の就職活動について自嘲を込めて”気持ち悪い”自分を懐かしく思いだせてもらったという点で本書を最低評価としなかった

しかしとても勧められる代物ではない
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21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 マッチポンプ構造を喝破した金字塔, 2009/6/13
レビュー対象商品: 就活のバカヤロー (光文社新書) (新書)
本書の内容は、就職活動を実際にやれば得られる情報ばかりで、ほとんど役に立たない。また、各ページの脚注や各章のまとめも”やっつけ”で書いた感がある。さらに、大学の就活支援についての章は、内容にかなり偏りがあると思われる。あくまで、参考情報として受け止めた方がよいと思う。

しかしながら、近年の就職市場を、就職情報会社マッチポンプと喝破した事実は大きい。筆者が言うように、「就活は「気持ち悪い」」。人気タレントを起用し、「○○はいつもそばにいるよ」などと学生の味方を装っている。しかし、実際には、企業側に「学生時代に頑張ったことはなんですか」という仕事の場で全く話す必要のないプライベートなことを学生に開示させる、といった生産性の低い採用活動のやり方を企業側に提供し、学生側には”就活の王道”のような滑稽無益な作業を強いているという、典型的な囚人のジレンマ状況を作り出してしまっている。このことをあけすけに公言した本書の意義は大きいと考える。ゆえに星3つ獲得。

『新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか』(樋口弘和,光文社新書)と併せて読むと、なお理解が深まる。
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51 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「就職産業」を解説してくれた, 2008/11/30
レビュー対象商品: 就活のバカヤロー (光文社新書) (新書)
「就職活動の産業化」は、もはや「就職活動業界」であり、長期化すればするほど学生も企業も大学も疲弊していくが、就職活動の経済効果はバカにできなくなっていて、誰も気づかない(言わない?)。

そういった現代の「作られた就職活動」の主体者をなかなかよく解説していると思う。
「茶番劇」となっている就職活動については同感だが、最後は予定調和的で良い子なまとめになっているのが残念。前段が面白かっただけに、もうちょっとトゲのあるオチを期待したかった。

細かいところには荒っぽい私見も多いのもちょっと残念。就職活動はそれぞれの立場での視点があって回答は無数だから致し方ないことだが。
(例えば、「何か質問ありますか?」と聞かれたら面接の感想を応えると良い、というのはかなり採用担当者で意見の分かれるところだし、この本の評価に影響するだろう。)
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