同著者の『就活のバカヤロー』をとても気に入ったので本書も読もうと中身を確認せずに購入したが、若干期待はずれであった。
文体は「だ・である調」ではなく「です・ます調」となり、対象とする読者を変えたためか文章の格式が落としてある。
『就活のバカヤロー』のスタイルとは異なり、本書は著者が設定した就活にまつわる疑問(=「しきたり」?)に見開き2ページを用いて応えるというものであるが、その「疑問」の半分くらいは「パンチラをしたら内定がもらえる?」や「お酒が好きだと就活に強い?」などおよそ通常人の常識を以てすれば自明であるような「疑問」である。そして、断片的なテーマに2頁ずつしか用いずに論じているので、内容が浅い。
また、インターンシップに関する部分などを含めて『就活のバカヤロー』と重複する内容が多く(就活という同テーマを扱っている以上致し方ないが)、『就活のバカヤロー』を読んだ者にとってはかなり物足りなさを感じる。
以上から、実際に手にとって中身を確認しないままでの購入は勧められない。