米中の表に出さない戦略を見抜き、さらに中国の実態、日本がおかれている
シャレにならない立場を知ることができる。
「第四章 来るべき尖閣戦争に、どう対処するか」まで読んだところで、本書は
政治家にも読んでほしいと切実に感じた。
マスコミが伝えない、日本起きている恐ろしい実態を、西尾氏が二点あげている。
一つはWiLL緊急増刊号の記事と重複しているが、記憶力の助けになった。
心にとめておきたい内容を一部列挙します。
1.クリントン国務長官が「尖閣諸島は日米安保の適用範囲」と発言したウラ
2.中国には中世も近代もなく、古代と現代があるだけ
3.対日批判の本音にあるのは、共産党に対する不満
→選挙がない、給料があがらない、共産党批判ができないの、ないないづくし
4.日本のパートナーは中国でなくても、ふさわしい国はいくらでもある
5.アメリカと中国は似ており、アメリカは中国に似てきている
6.中国が最も信頼する日本の政治家
7.安全保障の脅威や、民族アイデンティティーのようなものが議論されない
→尖閣諸島をめぐる今の日本の状態につながった
→日本の政治家と財政人の功罪が大きい
8.魯迅の書いた『阿Q』から中国は民族として変わっていない
9.日本にも切れる外交カードがある
10.日本のメディアが中国に対しては腰の低い報道しかできない理由の一つ