星周馳の作品をいろいろ観ましたが、中には駄作あり。しかし本作は名作。仕事でなかなか、いいアイデアが出ないときは、本作を観る。そうすると不思議にアイデアが出るのです。沸々と。
冒頭からラストシーンまで面白い。ジーンときたり、爆笑したり。構成がいいのですね。SFX (Special Effects) も多用されていますが、大部分は wire work でしょう。しかし、純粋な肉体でしかできない physical work もある。
少林寺拳法を、かつて学んだ兄弟たちは、携帯電話とノートパソコンを持ったビジネスマンもいるが、多くは貧しい生活に甘んじている。また、昔サッカーの名選手として鳴らした中年男も、今や落ちぶれている。彼らが、どうやって結集してチームを作るか?
やがてチームはできる。しかし、最初の練習試合で、相手の無茶苦茶な暴力にあい、へろへろ。そのとき、突然覚醒が訪れる。このシーンは美しい。あとは、連戦連勝。やがて、大会の決勝戦へ。
これが、難物。相手は特殊なドーピングをおこなっており、超人的。少林サッカーチームは、一人、また一人と倒れ、選手数不足で負けようかという危機。そこにあらわれたのが、変身した饅頭屋のネーチャン。主人公と熱い視線をかわす。相手のシュートを難なくセーブしたネーチャンは、主人公へパス。主人公は、狂瀾怒涛のシュートを放つ。
結末は、書かなくても、おわかりであろう。爽快無比。何度でも観たくなる。