まず表紙、朱色の椿が映えてとても美しい。中にあるナギさんのカラーイラストも淡い色合いが綺麗です。
内容としては、アークVSイブキやカルノ、レヴィ達の対決の構図がいよいよ鮮明になり、ジリジリと緊迫の度合いを深めています。そんな中でイブキ、カルノが自分達の過去の記憶と向き合う場面があるのですが、この2人は、過去と対決して決着をつけるというより、過去を確認し、そのまま受け入れて乗り越えていき、強くなっているように思います。
そして、本作でそんな2人と対照的に描かれるのがユーハ。彼女の目からイブキたちがどう見えているのか、彼女がどんな思いで生きているのか、痛いくらい赤裸々に描写されています。
星3つとしたのは、内容は濃いものの大局的なストーリー展開に大きな動きが無いことと、なんだかこの漫画の世界観がブレてきているというか、危うい感じを受けた部分があったこと。作者は、なんというか、「壊したい」のかなーと漠然と感じました。
ともかく、続きが楽しみです。