大人気シリーズ少年花嫁の第1弾。当初全4巻の予定だったのが、急遽2巻増えて、全6巻となっり、さらに人気沸騰で全10巻となった長編のシリーズです。読み進むほどに、主人公たち登場人物に感情移入し、かわいくてしかたないようになってしまう不思議な魅了があります。
BOYS LOVE系として読んでも面白いし、ファンタジー物として読んでも最高に良い1冊です。岡野麻里安さんの書く作品には、どのシリーズにも共通するような公式の様なものがあって、ゲームで言えば、ドラゴンクエストの様に毎作品中身は違えど世界観に引き込まれて楽しんでしまうような感じです。そんな中でも少年花嫁は、岡野麻里安さんの、これまでのシリーズの中でも最高傑作の1つです。
BLの場合、内容の優劣よりも作品の好き嫌いを決めるポイントは、どれだけ自分のタイプのキャラクターやシチュエーションがでてくるかが、大きな決めてになってきますが、過去の岡野さんの作品を気に入った方には、同じような満足感を提供してくれることは間違いありません。岡野さん作品を読んだことない方にも、その読みやすさからお勧めできると思います。
今回の少年花嫁は、御香を使った退魔といった雅な感じでかつ奥深いけど、「千と千尋」のような面白おかしい妖や神々がでてきたり、楽しいストーリー満載となっています。ハクのようなカッコイイ龍神や、風の又三郎のような神なんかも登場して、そういった作品と同じような良さを味わうことができます。