私は中村中のシングルが出たら必ずチェックするような熱心なファンではなく、
アルバムが出たら買う・・・という程度のファンですが、
この中村中の4枚目のオリジナルアルバムには、1曲目から驚きながら聴きました。
他の方もレビューされているように、明らかに前作までと雰囲気が違いますね。
最も中村中の本質に踏み込んだ1枚だと感じるのは、自分だけだろうか?
今までのファンの中には拒絶反応を起こす方もいるかも?
このアルバムは、わざと「聴きやすさ」を削いで、
耳に歌の言葉が引っかかるように仕上げているかのような印象を受けました。
その言葉に、とぎどき息苦しくなってしまう程。
その息苦しさから開放される終曲には、特に心を打たれました。
「少年」「少女」2人が主人公のコンセプトアルバムのようですが、
私には、誰の中にもある少年と少女=「1人の人間」が主人公のアルバムに聴こえました。
11曲収録されていますが、それぞれの曲が共鳴しあって、どの曲も外せない、
曲順も変えられない、アルバム全体56分35秒で1曲のように感じました。
このアルバムは中村中の現時点での最高傑作だと思いますが、
これは集大成ではなく、始まりなのだと思います。
5枚目のアルバムがどんな展開になるのか予想がつきませんが、今後が楽しみです。
聞き流す音楽が好きな方にはオススメできませんが、
ジックリ・・・という方はぜひ!